ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

数年前、ロンドンに3カ月滞在するときに、UK在住の人で面白いこと書いてる人いないかなと探して見つけたのがブレイディみかこ。

この本は、彼女の子どもの話なので、子育て経験のない人間にはわからないこともあったけど、面白かった。タイミングもよかった。グレタ・トゥーンベリがUNでスピーチして、今週は世界中のティーンエージャーが気候変動に手をこまねいている政治家たちに抗議してる真っ只中だったので(ブレイディみかこの子供は気候変動のデモに参加したかったのにできなかったので、その思いの丈をバンド結成に託している)。

翻訳の仕事で気候変動について調べることも多く、ふと思うのだけど、グリーンなデモは大昔ベトナム戦争が起きていたときの反戦デモに似ている。二酸化炭素って何でしょう? みたいなことを学校で学びたての若い子と、そんなものはとうの昔に習って知っている!と言っている大人との争い。二酸化炭素ひとつとっても、科学的な発見は近年いろいろとあったし、石油は今はもう地表付近にはないとか、若い子のほうが最新情報をよく知っている。反戦デモは「戦うって、私たちがですか?」なので、どちらも若者が中心。大人は資源が枯渇してきてるのを知ってても、自分が生きている間に枯渇しないならいいやとか、猛暑もあと5年ぐらいなら我慢しようかなどと、余生がどれくらいあるかで切迫感が全然違うのだと思う。FBで誰かが言っていたけど、日本の年金問題のように、世代間でのリソースの奪い合いにちかいかも。

でも表舞台に出てきて発言するティーンエージャーを、「情緒不安定」と公に言う政治家ってすごいね。アル・ゴアに対して同じこと言える? って聞いてみたい。だから若い子たちが腹を立てるんだと思うな。家の中で「あの子はちょっとおかしい」とごにょごにょ言っているのとレベルが違うもん。

2 thoughts on “ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー”

  1. エリア51raidって言うのがあったの知ってる?グリーンなデモと同じ日だったんだけどうちの息子はエリア51に行きたいとずっと言ってて情けなかった。

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