バッグ置き忘れ事件

San Francisco Bay

1年ぶりのサンフランシスコ。気候的には10月が最高。友達との再会も最高。でもカバンをシェアライドの車の中に置き忘れた。慌てて降りたのがいけなかった。レストランでお勘定するときになってようやく2個あったカバンが1個しかないことにようやく気づいた…… 当然貴重品が入っているほうがない。

同行の友達が呼んだリフトだったので、彼女を介してドライバーやリフトに連絡するしかない。リフトの対応は速やかで、ドライバーも最初の電話には出てくれたけど、私が気づくのが遅かったため、既に遠くに行っている。それに彼の英語が拙い。

ちなみに、紛失物の問い合わせは リフトのアプリからできる。そうすると、リフトからドライバーに連絡が回り、ユーザーがドライバーに 直接連絡できるようにもなっている。ただ、リフトを間に挟んで紛失物を回収しようとすると、リフトに15ドル払うことになるうえ、その日のうちに回収できない。旅行者の私は、直接ドライバーにカバンを持ってきてもらう道を選んだ(友達のためにも長引かせられない)。

実は、カバンをなくす直前、友達にお金を返すため300ドルを銀行から引き出していた。その現金がカバンの中に入っていた。アメリカでそんな大金をわざわざ返しに来るお人好しドライバーがいるのか?! ピザを宅配注文しても配達途中でピザが行方不明になることもある国なのだ! レストランの帰りに乗ったリフトの運転手に聞いてみると、「カバンを返してくれるかどうかは人による」らしい。300ドルの現金入り財布をその日のうちに返してもらうには、魅力的な「報酬」を提示するしかない!!  50ドルと提示してみた。

不幸中の幸いで、私は友達の家でスマホを充電させてもらっていて「ダブル」の置き忘れをしたため、友達の家からウーバーを呼び、自力でホテルに戻ることができた。

しかしドライバーからは、なかなか返事が来ない。英語のメッセージの解読や返信に時間がかかるのかもしれない。私の頭の中では、この人は小さな子供を抱えたお父さんで、子供が寝付くまでは財布を返そうにも返せない、というシナリオが出来上がっていた。この日のうちに返事は来ない…… 私は諦め、私のために奔走してくれている友人にもそう伝え、クレジットカードや銀行カードにロックをかけ、スマホから離れてネットで遊んでいた……。

1時間ほど経っただろうか。スマホにふと目をやると、メッセージの着信数が半端ない。友達から怒りの叫びがいっぱい届いている。ドライバーと連絡がつき、私のホテルに持ってきてくれる、いや、もう既に持ってきてくれた模様なのだ。

慌ててフロントデスクに行くと(走れないので足を引きずり、つんのめりながら急いだ)、フロントのお兄さんが「ああ!」と言ってカバンを出してきてくれた。「ドライバーに本当に50ドルあげるって言ったの? 本人のいないところで財布を開けるわけにはいかないけど、時間がないからって、僕の目の前で50ドル抜き取っていったよ」

あのリフトのドライバーは、友達が送ったメッセージをフロントデスクのお兄さんに見せたらしい。実はとても正直者で、いい人だったのだ。

私は今までずっとウーバー派だったけど、これを機にリフトに乗り換えることにする。さようなら、ウーバー。こんにちわ、リフト!

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