『帝国の遺産 – 何が世界秩序をつくるのか』が日経新聞の書評欄に紹介されました(有料記事ですが)。京都大学の国際政治学者、中西寛さんに書評していただきました。https://www.nikkei.com/article/DGXKZO70630360S1A400C2MY6000/
中西さんも書いておられますが、この本は、技術的進歩によって人類が統一されていくと考えるユヴァル・ハラリのような人たちの主張には懐疑的で、どこの国ももっと過去の伝統を引きずっている、という見方をしています。
とても高額な書籍なのに、この書評が出たとたん、アマゾンで品薄になったようです。少しくらい待っても、色褪せない内容ですよ。また、honto や、他の書店の店頭に並んでいるようですし、日本各地の図書館にもあるので、ぜひぜひ読んでみてください。自分の気になる章だけ読む、という飛ばし読みをしても大丈夫な構成になっています。