PODCAST EP5

エピソード5をお届け。

1)リスナーからの声

2)姉御は今週 Hotdoc で忙しい

3)姉御のおすすめ映画『噂の二人』(1961年)(英語は『The Children’s Hour』)オードリー・ヘップバーンがまさかこんな社会派な映画に出ていたとは!? シャーリー・マクレーンがキュート! 内容は、1930年代のアメリカの LGBTQ のお話。カナダにお住いの人は、Kanopyで無料で見ることができますよ。

4)きょうこりんのおすすめ小説『ハムネット』。視点が変われば、伝える「物語」もガラッと変わる!

5)先週に引き続き、「ダメ男」ネタからのイーロン・マスクについてどう思うか

についてしゃべってます。 

とりあえずエピソード5まで達成できたので、これからは隔週くらいのペースで配信します。

Spotify だけでなく、アップルポッドキャスト、グーグルポッドキャストでも聞けます。「きょうこりんと姉御」で検索してみてね。

第二回翻訳者のための書評講座、終了

4月16日、今回も豊崎由美さんを講師にお迎えし、書評講座を開きました。1回目は6時間かかったので、時短を目指して工夫したにもかかわらず、講座と懇親会で、アツい5時間半を過ごしました。講座自体は3時間で終わったのですが。

課題書は次の2冊でした:

ルシア・ベルリン、岸本佐知子訳、「掃除婦のための手引き書」(講談社

マギー・オファーレル、小竹由美子訳、「ハムネット」(新潮社)

「書評を書く上で、この2冊には共通点があるけど、わかる人?」という質問に、早速たじたじ。でもそこから、前回同様、合評が活発に行われました。課題をこなしている間は、大変!と思うことも多いのですが、実りも多い。「講義だけでは、身につかない……」と感じている人にはお勧めです。第3回もやる予定です。

前回同様、note に講評後に書き直した書評を徐々に載せていきます(強制ではないので、書きたい人だけですが)。

「翻訳者のための」と謳っているのですが、ライター業などの兼業の人も多く、その辺の比重は問いません。翻訳歴も分野も問いません。目標は海外文学の書評を書くことなのですから。

個人的には、第1回目で知り合った人たちの普段の文筆活動に触れ、読書がより楽しくなったことがうれしいです。私は英日翻訳者なので、英語以外の訳者さんたち、あるいは、ライター業に重心を置いている人たちと出会えたことが宝。2回目の人は、自分に目標を課し、挑戦して書評を書いた人が多かったので、そのチャレンジ精神にも脱帽しました。なんかやる気が湧いてくるんですよね、この講座を受けたあとって。

今まで、「翻訳者向け書評講座」と言っていましたが、なんか響きがいまいちと後悔していたので、「翻訳者のための書評講座」と呼ぶことにします。ツイッターのハッシュタグも変えていこうかな。

翻訳者向け書評講座(第二回目)のご案内

2回目も豊崎由美さんを講師にお迎えして開催します。

日時:4月16日(土)日本時間13:00開始

場所:Zoom(録画します)

所要時間:2時間(前回はかなり時間オーバーしましたが)

受講費:1500円

人数:30名まで(うち先着12名の書評または訳者解説を講評&合評。残りの18名は採点と合評からの参加)

一般告知前に、先着12名の枠は埋まりました。採点と合評から参加する約15名を募集しています(この方々はもちろん書評を書いていただいてもかまいませんが、講評と合評はされません。グループのnoteでの発表はできます!)

課題書:

ルシア・ベルリン、岸本佐知子訳、「掃除婦のための手引き書」(講談社

マギー・オファーレル、小竹由美子訳、「ハムネット」(新潮社)

以上2作のうちどれを選んでいただいても結構です。2作ともの書評を書いていただいてもかまいません。

「書評」を書く方は800〜1600字。「訳者解説」のつもりで書いた方は1600〜3200字。自分がどちらにしたか明記してください。また、「書評」を選択した人はどういう媒体に載せるつもりで書いたか、最後に(想定媒体=○○××)と付記してください。字数は厳守です(タイトルは字数に数えない)。

流れ:作品を読んで書評提出 → 採点 → 講評 → 合評

提出方法:ワードファイルで作成(縦横お好きなように、フォントやサイズは適当で)。無記名でお願いします。
提出日:3月28日(月)(海外在住者は、ご自分のタイムゾーンの3月28日で)。knsbookclub@gmail.com、新田享子宛に送ってください。
提出作品をこちらでまとめます。4月9日(土)までに12点の書評(または訳者解説)の採点をお願いします。申し込みをしていただいたときに、この「採点」の説明をします。

また、いったんお支払いいただいた受講料は、受講者の都合でキャンセルした場合、お戻しすることができません。講座は録画しますので、その録画をご覧いただくことになります。

余談:第1回目の後、受講者の間で大変に盛り上がり、講座のあとで書き直したものを発表する場を note に作りました。その中のおひとりに上の仮ロゴを作ってもらいました。なぜ、鍋なのか?

海外文学と一口にいっても、いろいろな国の文学作品がありますし、内容もとても多様です。講師の豊崎さんに「いろんな視点があっていいんですよ」と教わったのもあって、note のグループ名には、鍋系の名前がたくさん候補にあがりました。書評鍋、海外文学鍋などなど。投票の結果、BOOKPOT (ブックポット)に決まりました。

というわけで、豊崎さんの講評のあと、互いのアプローチの違いを尊重しつつ、活発な合評が繰り広げられますので、みなさんお楽しみに!