続明暗

同業者さんから、「この記事を読もうとしてるのに、読めない!」と連絡が入ったのがきっかけで、昔のブログサイトに載せていた記事を再録。あのブログサイトは、運営会社の都合でなくなったのです。

これは水村美苗著の『続明暗』を読んだあとの感想。

(再録はじまり)

途中、津田にイライラしつつも楽しんだ。水村美苗が書いているから、情けない男を見限る瞬間の「女性」の視点がよかったな。嘘を突き通せると思い、謝罪のタイミングを見誤ると大変なことになる、という落ちが往生際の悪い津田にピッタリ。すごいなぁ、勇気あるなぁ、漱石の未完の小説の結末を書くなんて。

比喩が漱石っぽくてよかった。『明暗』に何が書いてあったかを覚えていないので、前半に何があったのかを想像しながら読んだ。でも、津田にイラつくのが嫌だから、漱石の書いた前半に戻らないと思う。

(再録おわり)

全然大したこと書いてない。これを読んだのは2016年頃だと思う。夏目漱石の『明暗』を読まなくても、十分にこれだけで楽しめるはず。主人公の津田は私に強烈な印象を残し、姉御とのポッドキャストでも話題にさせてもらった。

同業者さんが教えてくれたブログのほうがはるかに詳しく書かれているので、詳しく知りたい人は、そちらをどうぞ。