金曜日から猫の歩き方がおかしかった。ハードウッドフロアなので、猫の爪が床にあたる音で気づいた。後ろの左足が痛いらしい。

怪我しているのか、異物が肉球にささっているのか、確認しようとしても触らせてくれなかったし、触らせてくれたところで、老眼で見えない(はず)。

ネットで検索したら、脳の異常の可能性もあるとか恐ろしい情報を目にしたので、とりあえず、木曜日に何があったのかを思い出そうと記憶を辿る。

懐中電灯を使って猫を走り回らせていた……ことを思い出した。光を追いかけるのが大好きなので。そのとき、そこそこジャンプもしていたし、床を滑るように走っていたので、ひょっとして捻挫? と疑った。

ご飯も食べているし、暇を持て余すと足をひきずりながら私のところにやってくるので、まあ大丈夫なのかも。

「不便だね〜、痛いの〜?」といたわって話しかけていたら、朝あげたチュールを食べてない!!

やっぱり具合が悪いんだろうか? 

……と思ったのもつかのま、いつのまにかチュールを平らげてあった。

いつもチュールは秒で食べるので、ついついチュールが健康のバロメーターになってしまう。

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