さよなら2023年

年をまたぐ仕事がいろいろとあるから、さよならしてる場合じゃない。でも、書いておこう。さっき、これを書こうとして、2022年分のを読み、「へぇ、1年前にそんなことしてたのか」と思ったから。

とりあえず再びジムに行きはじめた自分を褒めてやりたい。徒歩3分で行けるジムを選んだのは正解だった。

今年はサンフランシスコに行ったし、ドイツ(フランクフルト、ハイデルベルク、カールスルーエ)と、フランス(パリ)に行けた。年明けには日本へも行く。もっと旅をしたい。家人が2024年はコロナ以前以上に海外出張が入っていると嘆いていたが、それは私には朗報でしかない。出張の行き先がよければホイホイついていく。

ポッドキャストは3人ゲストを呼んだ。もっちりんださん、よりぞーさん、船坂まりさんとのおしゃべりは、それはそれは楽しかった! 今シーズン3だから、シーズン5くらいまではやってみよう。

今年のハイライトは、「翻訳者のための書評講座」!! 夏に急に「同人誌つくる?」と言いはじめて、そこからの展開がすごかった。各々が持っているスキルと人脈で突破したかんじ。既に予約がたくさん入っていて、すでに増刷。ありがたい!! 同人誌をつくれたこともすごいけど、私としては Bookpotters との仲間意識が深まったこともうれしい。普段家にこもって仕事してるだけだからね。あと、ニュースレターも始めたよね。

翻訳の仕事も目一杯やった。すごく分厚い本を2冊と、類語辞典シリーズを1冊。あと、3年以上も前に訳した本が突如刊行されたのはちょっと驚きだった。来年は今のところ1冊仕事をもらってる。もちろん、もっとやりたい。お仕事ください。

私が今関心を持っている分野は

  • かつらの歴史(頭に被るものがすごく好きなのと、もっとかつらをおしゃれに取り入れたい)
  • ファッション超近代史(気になるよね、格差社会のファッション!)
  • くじら関係(白鯨を読んで以来、くじらが好き)
  • カナダの水路開発の歴史(これも白鯨を読んで以来、気になっている。カナダ人口がどんどんと増え、それを支えるには新しい町、しかもアメリカ経済の恩恵を被りそうな町が必要。新しく作るのは難しいけど、衰退した水路沿いの町が復活するんでは?と思っている)
  • 創作ツール(私も創作してるから)
  • 昔のスイーツのレシピ(同人誌的に?)
  • 書評講座からさらに同人誌?
  • 労働(一部の大企業勤めの人を除き、労働問題はすごく重要。アメリカ大統領選の結果をすごく受けるはず)
  • リアリズムの国際政治(アメリカ大統領選の年だし、あちこち紛争起きてるし。大きな理想に振り回されたくない)
  • 半導体にまつわる本(出尽くした感があるけど、半導体のスタートアップ企業や、根幹技術の次に注目されるもの、たとえばアームの次の技術についての本がいいね)

今年は仕事の種をたくさんまいたと思う。まき方もコツが掴めた。どれかが実になるといいな。まだアイデアだけをあたためているものもある。来年にやってみよう。

書評講座のスピンオフ企画で「編集者と翻訳者をつなぐ」というイベントもやる。動いた瞬間に、動いてよかったと思った。自分の知りたいことを知るには自分で企画するしかない。

そして、通訳翻訳ジャーナルから2回お仕事をいただいた。1回目は私のプロフィール的な記事だったので、プロフィール写真がいると言われ、自分のロゴそっくりのプロフィール写真をプロに撮ってもらった。2回目はセルフブランディングについてインタビューしてもらった。編集の人とはじめて顔を合わせたら、「(ポッドキャストの)ロゴそのまんまですね」と言われた。

そして、そして、「翻訳中」ランプを手に入れた! 交渉して手に入れたから奇跡に近い(もちろんお代は払った)。

という感じの1年でした。

来年もどうぞよろしく。

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