20代最後だわ……って日記に付けてる番号のことですが。
今週はアメリカ大統領選に決着がつき、それだけで心底疲れたのに、その後「それ見たことか!」「現実を見ていないからだ!」など、勝ち誇った言葉がうじゃうじゃと吐き出され、うんざり。なかでも、いちばんむかつくのがビットコイン投資組です。「先を見てたんだよね〜」とか「儲かった!」と憚りなく自画自賛。人はいつからSNSなどで、儲け自慢をするようになったんでしょう。見苦しい。
アメリカだけではないですが、老後資金を個人が自力で貯める仕組みが普及しているので(401Kとか。日本で言うNISAみたいなもの)、経済が上向くと自分が期待する政党に票を入れる人は増えているんではないかと思います。従来の年金制度だと、年金積立を「政府にお金にとられてる!」と感じる人もいますよね。でも、401KやNISAだと、実はそこには「失敗しても自己責任」が織り込まれているのに、「自分で投資してる感」があり(確かに個人差が出てくる)、どうしても「この政党が勝つと株が上がる」期待を理由に投票する人が増える。
余談ですが、以前勤めていた会社で、「よく知らずに401Kに入ったら、60歳までお金が自由に引き出せないから騙された!」と言っている人がいたので、年金を含めた老後資金に関しては、人によってものすごく考え方が違うのだなと思ったことがあります。
あと、中絶問題も、自分が妊娠可能な年齢であるか、そういうお年頃にこれから差し掛かる子どもがいる家庭の問題でしかなかったのかなと、女性票の内訳を見てうっすら思いました。
それから、気持ち的に、副大統領は一体どっちなんだ問題もあります。つまり、名目どおりにJDヴァンスなのか、イーロン・マスクなのか、です。それくらい、マスクがしゃしゃり出てる。そして、JDヴァンスはペンス前副大統領と同じ道をたどるのか。それとも、第二期トランプ政権は2回目なだけに、もっとスムーズになるのか!?!?
あーやだやだ、気持ちを入れ替えよう。
でもね、確かに世の中が変わってきてるなって、街を歩いているだけで感じていました。
私は今までと変わらず、ピックルボールを続ける所存です。
選挙結果が出た翌日に、ピックルボールのコート脇のベンチで、初めて会うおじさんと休憩していたら、おもむろにバックパックから赤い野球帽を出してかぶったので、「ひぃ〜〜!!」と身構えたのですが、ただの赤い野球帽でした。
