Y日記58 — 会議で発言する意味

今週は俳優の平岳大のnote記事を読み、悶々としていた。

https://note.com/takehiro_hira/n/n199f97ce8b8f

ハリウッドでは、台本読みのときに議論に参加するのも必要って話で、ほう、そういうものなのか、面白いなと思って読んでいたら、最後に「眉間に皺を寄せ、意味深そうに外国語で何か言ったほうがミステリアスであったりするのです」と書いてあって、がっかり。そういうパフォーマンスに認知力を割いてしまっては、人前での発言に認知力を割けないと思う。第二言語の英語で仕事&話し合いをしている時点で脳みそを相当消耗しているはずだから。

私はどっちかというと会議では黙っていない。熱弁をふるったりはしないけど、誰かの意見に賛成しているなら、「賛成」と声を出す。つっかね、どの意見のどの部分に同意できるかを発言するだけでもすごく重要。提案したいことがあるなら、ちょこっと準備して提案もする。わざわざ参加者全員の時間を使って集まるなら、そこで話して進展させたい。会議で発言して「それはちょっと違う」とたしなめられることももちろんあるけど、それはそれ。人前で発言した手前、より心に刻まれる。最近、やってしまったのは越権行為だな…… 越権と知りつつも、「こうしてほしい!」という強めの希望があって、あとから不満をこぼすくらいなら、今言っておこうと。相手に無視する権利を認めたうえで。

私は「ミーティングの死」がきらいなのだ。そんなミーティングなら、ないほうがまし、と時間に追われているから思ってしまう。だから、このnote記事に登場する大女優と考えが似ている(はず)。

たまに、会議の進行や雰囲気作りがめちゃくちゃ上手な人がいる。会議でキツイことを発言しがちな人をやんわり抑えたり、長く喋る人をタイミングを見計らって止めたりする人。すごく尊敬する。ピックルボールの仲間に一人そういう男の人がいて、いつも「うまいね」と褒めている。「こういうことするのが大好きなんだよ〜」と本人が言うので、またまた「ほう〜」と感心する。

中東での戦争の影響で、旅行中だったピックルボール仲間とどういうルートで帰ってきたかが今話題。インドに帰省していた人は、インドから北上してアムステルダム経由で帰ってきたから大丈夫だった、と言うので、思わず地図を見た。ほお、なるほど。地球儀で見たほうが納得しやすいルートではある。

戦争ではないけど、コロナのときに、日本に一時帰国中だったので、予定を切り上げてカナダに帰った。チケット変更に650ドルくらいかかったけど、国境が封鎖されていく瞬間をギリギリかいくぐったので、あのときのドキドキハラハラは忘れない。そう思うと、飛びづらくなっているルートは増えているよね。ウクライナもそうだし、中東もそうだし。

地球儀といえば、今、北極の地政学の本を訳しているので、北極圏が見やすい地球儀を探していたが、高額なので、代わりに北極圏の地図を買った。届いてみると、紙質がよく(だから値段が高かった)、壁にマスキンテープでびっちりと貼っても落ちてくる。なんとかしてこの地図を壁に貼りたい。

Leave a comment