あけましておめでとうございます。
大晦日にロールキャベツを作りましたが、きれいに巻けなかったので、キャベツとハンバーグを煮込んだ料理と大差ないのではないかという出来でした。ロールキャベツを作ったのは、お正月も忙しいから作り置き……と思ったからなのですが、そのまま室温で放置してしまったため、元旦の今日、食べても大丈夫なのかどうか不安です。ネットで調べても意見は分かれている。忙しいのに食中毒にかかっては元も子もない。というわけで、結局半分を無駄にすることになりそう。まだこの時点で捨ててはいないですが、冷蔵庫にも入れていないので。
去年の振り返りと今年の抱負をば。
去年、刊行された訳書は、『対立・葛藤類語辞典 下巻』と『リベラリズムという妄想』の2冊。訳了したのは3冊で、今年出版されるはずです。そのうち1冊はもっと長く塩漬けになるかもしれませんが。
いちばんうれしかったことは同人誌の刊行です。完売したし、話題にもなったので大満足。今年は第2号を出す予定で、今回も執筆で参加する予定です。一日中、読むか書くかのどちらかなので、ピックルボールのパドルをぶんぶん振り回すことも忘れずにいきたいと思います。
書評講座と読書会も続けます。私が仕事として書評を書くことはないので、去年から、インスタで500字程度のプチ書評を書くことを自分に課しています。想定読者は友人と家族親戚。要約作業も執筆も一種の筋トレです。面倒なので別アカウントを作らず、そのまま他とごちゃ混ぜで投稿してます。これも続ける。
今年最大の目標は、フランクフルトとソウルの国際ブックフェアに行くこと。言語が英語なんだからロンドンのブックフェアに行きなよってかんじなのですがね。ロンドンも考えよう、3月に(遊びに)行こうと思っていたし。1年の間に3つ見るってのも面白いかも! それとも、ソウル→フランクフルト→ロンドンの順番で行くか。
去年、このウェブサイト経由で、ある版元から「こういうのを訳しませんか?」と打診がありました。まったく初めてのことです。その編集者さんは、私の訳書に目を通してくださって「この人ならこれを訳せる」と思って連絡をくれました。もっとこんなかんじで仕事が降ってこないだろうか。私の起用を考えている編集者さん、お気軽にご連絡ください。お待ちしてます。このウェブサイトを用意しておいてよかった。
目下翻訳中のこの本は、機械化とファストファッションに駆逐され、消えゆく洋裁技術を記録したもの。ものすごく複雑な作業工程を記してあるので訳すのは大変ですが、私にはとても興味深い内容。調べ物をしているだけでいつの間にか何時間も過ぎていく、という日々を過ごしています。版権の購入も紙代も高くなり、AI翻訳も精度を高めるなか、いろいろと厳しいことが言われる翻訳業界に身を置いているので、明日は我が身と思わなくもないですが、世の流れと逆行する「蛮族」として生きる道を模索していきたいものです。
……とここまで書いて、舞台芸術の分野で仏語と伊語の翻訳・通訳をされている平野暁人さんが note に書いた記事を読みました。分野と言語が違うので私の現状には当てはまらない点もあるものの、今のAIには決して持ち得ない筆力で書かれているところに心を揺さぶられました。多くの人に読まれているようで、さまざまな反応を読みつつ、考えさせられています。
今年も自分にやれることをやっていく所存です。
2025年もどうぞよろしくお願いいたします。
