アメリカ大統領選は、選挙期間が長すぎて嫌になります。今までは割と、開票日に人と集まったり、人がいっぱいいるところにわざわざ出かけて行って、開票速報を楽しみながら見ていましたが、今回はそんな気はまったく湧きません(集まれないし)。むしろ、「コロナは人間の意志では去らないけれど、大統領選はそのうち終わるから……」と言い聞かせている自分がいます。
今回のアメリカの大統領選の問題は、トランプ個人の性格が嫌だと思っていても、トランプが体現しているものは支持したいという人が意外と多いっていうジレンマなんじゃないかと思います。政治の経験がまったくなかった人でも大統領になれるということは、大統領ってただの「エージェント」(哲学的な意味での)なんじゃないかと。そのエージェントに「意識」が読み込まれるのです。「意識」はアメリカ国民の集合的な意識。トランプに集まる「意識」は明確です。じゃあ、バイデンは? そう考えると、「トランプだけは勘弁」という意識しか集まらないような気がします。そう言えば、あの外見に既ににじみ出ている…… あんな白人のおじいさん、群集にまぎれたら誰だかわからない…… 今風に言うと、「映えてない」
そういう意味では副大統領候補のカマラ・ハリスのほうがもっと積極的な「意識」が集まりそうです。どう考えても、未来のアメリカ(白人が近い将来少数派になるし)にぴったりな「エージェント」じゃないですか??? スニーカーで飛行機から駆け下りてくる姿とか、まさに「映えて」ました。
そー考えると、ペンスの「何考えてるのかわからないロボットみたいな感じ」は、トランプに集まる「意識」を邪魔しない、最強のペアですね。
ま、政治の中身と全然かんけいないですけどね。あくまでも、「映える/映えない」の話なので。アバター選挙です。スキン選挙???
投げやりになって、「あと4年、あげちゃえ!」と思う人もいるかもしれませんが、「3期連続は禁止」という法律を覆した指導者は世界に何人もいて、トレンド化(?)しているので心配です。
もー、はよ終われ!! 不確定要素はコロナだけで十分!



