初のポッドキャスト道場破り

先日、「文学ラジオ空飛び猫たち」という海外文学を紹介するポッドキャストに道場破りしてきました。もっちりんださんに「道場破りは自分でポッドキャストをやるよりいい!」と聞いていたので挑戦した次第ですが、本当にそうでした。ポッドキャストの何が大変って、音声の編集! 姉御と私はすごく適当に編集しているとはいえ、それでも1、2時間はかかる。丁寧な編集なら、3、4時間はかかるんじゃないでしょうか。

このポッドキャストはミエさんとダイチさんという2人のステキ男子が運営しています。おだやかな話ぶりがとても心地よく、よくジムで運動しながら聞いています。

今回は書評講座のメンバーで作った同人誌の宣伝をしに行ったのですが、録音した頃には同人誌が売り切れというオチが付きました。ですが、ミエさんとダイチさんに『翻訳者、豊﨑由美と読んで書く』を隅々まで読み込んでいただき、ありがたい感想までいただいて、あれを作った甲斐がありました。

個人的には、『引き出しに夕方をしまっておいた」も『インヴェンション・オブ・サウンド』もちゃんと言えていない自分に笑いました。固有名詞くらい準備して覚えとけって感じ。

今回の配信を聞いてくださった人たちからは、「書評とポッドキャストの違い」を話しているところが非常におもしろかったと感想が届きました。そうだったかな?と思って、聞き直してみたら、自分でも面白かったので、まだ聞いていない人は聞いてください。

次回も引き続きゲスト出演します。何を話したのかは覚えてません。暇だったら聞いてください。

翻訳関係のポッドキャスト、いや、映画や海外ドラマでもいいんだけど、他のポッドキャストにもどんどんと道場破りしたくなりました。ご招待お待ちしてます。

サンフランシスコ再訪

ほぼ毎年行っている第二の故郷サンフランシスコだけど、今回は体調崩したりして、もうなにやってんの?という感じでした。

サンフランシスコのダウンタウンは相変わらず、店がつぶれまくっていて、むしろ「もうこれ以上悪くなりようがないよね?」という気もしましたが、どうなんでしょう。ダウンタウンを離れて住宅街に行くと普通で、ちらっと昔住んでいた地区を通ったのですが、むしろそっちは高級感が増しているかんじで、人がこっちに流れてる?なんて思いました。ま、今は住んでいないので上辺だけ見ての感想です。

エンジニアが集まる学会の会場のホテルに何回か行ったのですが、今のエンジニアは身ぎれいです。キラキラした会場に不釣り合いな種族の人々だったはずなのに、今は実入もいいせいか馴染んでいました。かつての学会は真面目っぽいグッズを配り、みんながそれを大事そうに持っていたのですが、あれが影を潜めてました。配られなかったんでしょうね。

サンフランシスコのハイライトはいろいろ。ルシア・ベルリンの『掃除婦のための手引き書』に、主人公が刑務所で囚人にライティングを教えにいく短編が収録されているのですが、あの刑務所のあるあたりをサンフランシスコから撮影してみました。山なみの右のほう、青い部分あたりに刑務所があります。って全然ちゃんと撮れてません。

『掃除婦のための手引き書』に出てくるバス路線は、昔住んでいたときに乗っていたバスでもあったので、イーストベイに行って、バスやサンパブロ通りの写真を撮ってこようかと思いましたが、そんな時間はなく、残念。

そして! 初めてMarine One に遭遇しました。大統領と副大統領しか乗らないヘリコプターです。どうやら予行演習だったようです。

ポッドキャスト2023&シーズンフィナーレ

姉御が note にシーズン3の総括をしてくれた。本当に面白いゲストさんに来てもらえて楽しかった。

次のシーズン4は転機を迎える。そもそも、このポッドキャストは、姉御が大学に入り直してもう一回勉強すると誓いを立てたところから始まった。アカデミックな場での勉強に戻るのが不安だと言うので、私はほんの少し手伝いをした。姉御はあっという間に勉強に慣れ、助けなどすぐに要らなくなった。そんな姉御が学んだ大学の卒業式の総代に選ばれたんだから、すごいすごいすごい! だってさ、私たち、いろんなことを覚えようとしてもすぐに記憶から抜け落ちるお年頃なんだよ! 私も卒業式に行って、姉御の晴れ姿を見たい。

シーズン4は何を話そうかなぁ。個人的にはもっと映画やドラマの話がしたい。ポッドキャストで話すと記憶に残るから。どうやら、シーズン2で登場したモデルの優恵ちゃんと3人で特別版を作るらしい。

その前に、シーズン3.5をやって、われらのロイヤル・コレスポンデンス、よりぞーさんをお呼びして、『ザ・クラウン』のシーズン6について話したい。ようやく全話見終わった!!いやぁ、シーズン6はめちゃくちゃよかった。

というわけで、シーズン3のフィナーレをお届けします。『アメリカン・フィクション』『ホールドオーバーズ』「落下の解剖学』について話していますが、いつものように脱線しまくりです。

「半蔵」秘話

帰国中に日本酒を贈る機会が何度かあって、東京の宿泊先の近くに「三重テラス」があったので、伊賀の大田酒造の「半蔵」をそのたびにプレゼントしていました。なぜ「半蔵」を選んだのか、秘話を披露しようと思っていたのに、毎回別のことをしゃべりすぎて、秘話には及ばなかった。あとで知ってもらいたいと思うので、ここに書いておきます。

小学生の頃、チェーンレターが流行りました。「このハガキを手にした人は、さらに5人の友だちにハガキを送り、このハガキに記されている人に手紙を送ること」と書かれていて、私が手紙を送ったのが、今の大田酒造の副社長(?)の大田さんだったのです。これをきっかけに高校進学くらいまでずっと文通が続きました。我が祖父は「大田酒造のお酒はおいしい」と言っており、「まだ文通しとるんかい?」と時々声を掛けてくるほど気になっていたようです。当時、私は文通魔で、英語でも文通しようとアメリカのコネチカット州の子にエアメールを送っていたのですが、それは長続きはしませんでした(語学力のせいと思われる)。

大田さんとの文通は高校時代に途絶え、私は京都に進学したのですが、なんと同じ大学の同じ学部学科で彼女に再会したのでした(すごくないですか?)。でもその頃の私は人生最悪の低迷期を送っていたため、特にまた付き合いを復活させるということはなかったです。

その後、何年も月日が経ち、大田酒造のお酒は伊勢志摩サミットのディナーの乾杯酒に選ばれたと風の噂に聞きました。三重県外の友人知人にお酒を贈るときは、「半蔵」を選ぶことにしています。何を話したらいいのかわからない初対面のときや、話題が途切れたときに、たいへん役立ってます(笑)。

日本帰国のハイライト

日本から戻ってきたら、カリフォルニアに行ったので、なかなか日記が書けなかったが、今年は昔のように日記をもっと書こうと思ってはいる。

というわけで、2024年1月の日本帰国のハイライト。

まずは翻訳勉強会のみなさんとお食事。リアルに会うのも、埼玉県川越市に足を踏み入れるのも初めてで、とても楽しかった。

夕食は田園調布。友だちが用意してくれたブリしゃぶをメインに飲むわしゃべるわで、お口が忙しく、終電を逃す。神田までタクシーで帰る。電車で移動してると意識しなかったけど、多摩川から神田は遠い! タクシーの運転手さんと雑談が弾んだ。

早朝、新幹線に乗って京都へ。快晴。富士山もくっきりと見えて最高。コーヒーを注文したら、京都のイノダコーヒーが出てきた。気分さらに上昇。

京都で文フリ。これについてはもう書いた

先斗町で古い友人と食事。会社にお勤めだからエライ人になっている。さっきまで文フリで騒いでいた自分の精神年齢を冷静に考えたが、楽しければいいといういつもの結論に帰着。

翌朝京都のホテル近辺をすばやく散策。いろいろ変わってる。変にきれいになっている。まあ観光都市だから観光客のために便利に街が変わるのは仕方がないか。私も外国に行くときは観光客にやさしい街のほうが好きだし。

大阪で翻訳仲間と合流して、またしゃべりちらかす。人気のないカフェ最高。象印食堂で洗脳され、様々な保温容器を買いそうになった。

難波から実家へ。親戚のちびっこたちが大きくなっていて話ができる。一緒にお風呂に入って、裸の付き合いもしたから親密になったけど、おっぱい好きのお子ちゃまたちだった。ちびっこ1が、本のお仕事をしている私のために、本を自作してくれた(製本まで自作)。なかなかよくできている話なので、これを絵本にしてあげたい。

お正月早々頭を打った父親にせん妄の症状が出ていて、私を見るなり、「あ、ふとったぁ〜」と指差してきた。ある意味、真実を述べているのだけど、その言い方が幼稚園児のようだったため、「お父さんの頭はおかしい」と断定。

鳥羽で牡蠣、鮑、蛤、さざえなどを食べたいだけ食べた。国際ホテルのカフェに行こうとしたら改装中で閉まってた。じゃあ、ということで伊勢神宮へお参りに。夕方近くで人も少なめ。この時間帯に行くのがいちばん好きかもしれない。伊勢神宮に気軽に行ける土地に生まれたありがたみを海外に出てからより実感するようになった。

名古屋で姪のどんぐりちゃんと映画「トットちゃん」を観に行く。ちょっと怖かったみたい。どんぐりちゃんは相当な映画好きで、よく映画館に足を運んでいるらしい。ショッピングも一緒にした。休憩中に、「2階にトイザらスがあるんだけど……」と一緒に誘われ、おもちゃを買わされる。喜んで財布を開いたので「買わされた」というより「買ってあげた」が正しいが。最近の子がどんなおもちゃに心惹かれるのかを見るのは面白かった。海外から日本に上陸したおもちゃらしく、「海外のものって聞くと、より一層欲しくなるよねぇ〜」とどんぐりちゃんは言っていた。

東京に戻り、Bookpottersの東京メンバーとちゃんこ鍋。食べきれない量!ちゃんこだからあたり前か。ちゃんこを侮っていた。楽しいひとときを過ごし、普段ひとりで仕事してるから、こういうのっていいな〜って改めて思った。

出版社を2社ほど巡り、しゃべる。自分でもよくこんなに話せるなってくらいに。感触はよかった。

他にも同業者の方々とお食事などを何度か。こちらもとても楽しかった。次回もこんなふうに集まって本の話や雑談、真面目な話をいろいろとしたい。

一度行ってみたいと思っていた韓国文学の専門書店CHEKCCORI(チェッコリ)に立ち寄る。こういう感じいいな、と思った。トロントで日本文学の書店やったら面白いんじゃないかと思ってる。学研都市だからスーパーリーダーは結構いる街だし。でも私には書店経営のノウハウなんてない。ただの夢。

カリフォルニア時代の友人とトロント時代の友人を私の都合で引き合わせ、食事。私は寝るのが楽しくて仕方ないパジャマを追求中なので、パジャマショッピングに付き合わせる。そういえば、プライベートの友人と同業で親しい人を私の都合で引き合わせて食事ってのもやってしまった。

最後に、幼馴染とごはん。そして羽田へ。ずんだ豆シェイクの店がなくなっていた! ショック。