Y日記24

先週末から猫の調子がおかしい。認知症が進んでいるのかも。おトイレ問題が頻発中。獣医に連れて行き、血液検査と尿検査もしたけど、異常なし。歳をとるにつれ、いろいろあるんだなぁ、と改めて思う。猫を飼っているほうの人間も15年や20年の周期で経験するし、毎回同じ症状になるわけでもないから、おたおたする。

獣医への支払いがハンパなく高くて、「アメリカの人間の医療費がこうだったよな……」と遠い目になった。

今週は、Netflixの『極悪女王』を5話全部見たのがハイライト。別に私は女子プロレスリングのファンでもないけど、「長与千種」に似ているってよく言われるので、興味津々で見たら、なんと! 俳優たちが本当にレスリングしているではないの!

試合のシーンは画面越しに騒いだよ。本気出すってすごいね。あとで、YouTubeで女優さんたちのインタビューいっぱい見た。

これは友だちから送られてきたリンク

つまりは、私は「年取った香取慎吾」にも似てるってこと?

Y日記23(書評講座の歴代課題書)


急に思い立って、「翻訳者のための書評講座」の過去の課題書を並べてみた。
全部で13冊か。書評を書きにくいもの、気をつける点が多いものなどを選んでもらっているのだが、どこが難しいのかは講座内で明かされる。ちゃんと記録をとっておこう。

1回目
クイーンズ・ギャンビット
エルサレム
キャビネット

2回目
掃除婦のための手引き書
ハムネット

3回目
喜べ、幸なる魂よ
フランキスシュタイン

4回目
インヴェンション・オブ・サウンド

5回目
ものまね鳥を殺すのは
神は俺たちの隣に

6回目
ハリケーンの季節

7回目
ムーン・パレス
幻影の書


8回目はまだ課題書が決まっていない。決定を待つ間にスペースを開いて、課題書の予想を立てたけど、ちゃんとした予想ができるわけもなく、タイトルをひらすら言い合う会になり、それはそれで、積読が増えそうで楽しかった。

自由選書も入れると、すごい数の本の書評をみんなで書いたことになる。

Y日記22

トロントに戻ったら、なんだかすっかり秋めいていて、こりゃいかん!と思い、せっせとピックルボールをプレイしている。冬はピックルボールを休むか続けるかが悩ましい。とりあえず、雪が降るまでは屋外コートに通うことにする。

帰国の思い出をいくつか……

日本滞在中に姉御とポッドキャストの収録をした。私はスイス、姉御は琵琶湖と白馬に行ったので、互いの夏休みについて話してます。そんなにリスナーが多いわけでもないのに、「お風呂に入りながら聞いてるよ」と言われたりして、雑談系をやっててよかったなと思った。ネタのタレコミもたまにあるので、よかったら、ポッドキャストで話してほしい映画やドラマのタイトルをお知らせください。

映画といえば、機内で何本か映画を見た。私、「マッドマックス」シリーズを食わず嫌いでいたけど、『フュリオサ』面白かった。フュリオサとジャックのメイクが特に。あと、『秒速5センチメートル』と『Opus』も。この2本は静かに時が流れる感じだったね。他にも見たけど、つまんなくて脱落。

帰国中に、小学校4年生の姪っ子が友だちと3人で「ハリー・ポッター委員会」なるものを結成して、互いの家でハリポタに関する新情報をシェアし合っている、という話を聞き、やっぱり私と血が繋がっていると思った。会う予定だったのに、東海道新幹線が不通になり、結局LINEで1時間話しただけ。おしゃべりの最中に、ハリーが使っているワンドのレプリカで、何度も魔法をかけられた。呪文集を持っていて、いろんな呪文を暗記している。ホグワーツにいたら優秀だったはず。こういうことに記憶力を発揮するところにも、血の繋がりを感じたね。

グーグルカレンダーはタイムゾーンをきちんと入力しておかないと、勝手に気を利かせて現地時間に予定をシフトさせる。そのせいで、友人たちとレストランで食事する日を1日間違えてしまった。和食の店で、ガラガラ〜と扉を開けて暖簾をくぐり、予約者の名前を告げると、「お客さ〜ん、予約は明日ですよ〜」と言われた。翌日、また同じレストランに行き、「昨日も来た者ですが…」と言うと、「ああ、どうも」と中に案内された。我ながら、笑える。

トロントに帰ってきて、あれもこれもとやることいっぱいだけど、時差ボケ中なので、あせらない。あせったっていいことないし。

スイス旅行はやや歩行困難な人をお連れしたので、そういう場合の旅行プランを note の記事にしようと思っている。でも、なかなか書く時間がない。そのうち書く、とここに宣言。

Y日記21(一時帰国とスイス旅行の巻)

長い休暇が終わった。トロントから東京へ行き、家族と合流してカタール経由でスイスを旅行し、またカタール経由で東京に戻って残りの休暇を過ごし、昨日トロントに戻った。航空会社のマイレージポイントが溜まりまくったのは言うまでもない。

ハイライトはいろいろあるが、天候に振り回された休暇だった。

その1。台風7号が日本を襲っている真っ最中で、そちらを心配していたところ、トロントが線状降水帯に入り、激しい雷雨が空港を襲った。落雷の危険があったので、空港で働く人が全員建物内に避難し、離陸が2時間以上遅れた。

その2。スイスに向け出発する日の夕方、短時間で恐ろしい量の雨が東京に降りそそぎ、羽田空港も混乱。既に空港にいたのでずぶ濡れにならずにすんだけど、突然のゲート変更で、コンコースの端から端まで歩いた(歩行がやや困難な人を連れているので、無駄に歩きたくなかった)。

その3。スイスは雨の天気予報だった。が、予報ははずれ、奇跡的に快晴の日が続いた。そのおかげでマッターホルンが綺麗に見えた。スイスの旅についてはのちほど。ブログも書くけど、note に有料記事も書くつもり。

その4。トランジットが長いので、ずっとハマド空港にいるのももったいない。というわけで、ドーハの街へ繰り出すも、日没後も38度くらいある上に超蒸し暑い。日本の猛暑をさらに上回るかんじだった。8月は特に湿度が高く、地元の人は外へ出ないのだそうだ。

その5。羽田に無事着くも、台風10号のため、東海道新幹線が運休。実家に帰るつもりが帰れなかった。一緒にスイスに行った姉夫婦は3日も神奈川のホテルにいたそうで、お気の毒さま。

結局、一時帰国なのに実家には一度も足を運べず、LINEで会話しただけだった。東京滞在時間が延びたため、いろいろな人に会えたのは不幸中の幸いだった。

前から予定していたのだけど、所沢に行き、YouTube撮影をしてきた。これは普段やっているポッドキャストの特別企画で、以前ゲスト出演してもらったモデルの優恵ちゃんと3人で、街歩き的なことをしてきた。元テレビ局の報道カメラマンさんに撮影をお願いするという贅沢ぶり(編集は姉御がするけれど)。姉御も優恵ちゃんもスラリ長身なので、街歩きっていっても歩幅が違い過ぎるし、ふたりとも撮影慣れしているので、私は挙動不審も甚だしかった。

トロントを離れる前に認知症っぽくなった猫は、帰ってきても相変わらず粗相しているけど、私のことは忘れてはいなかった!!

Y日記20(喪失を味わったときに読む本)

大切な人を亡くし、心にぽっかり空いた穴を埋めたくて何かを読みたいと友人に訊かれた。一瞬、きっと私はそういうとき本を読まないだろうと思った。過去を振り返っても、すごくつらくなったときは、Candy Crush 的なゲームを延々とやり続けていた。「ああ、もう十分やり尽くした……」とゲームアプリを削除する瞬間が、私の復活の日だった。でも、喪失とどう向き合うのかは人によって違う。誰を、何を失ったのかにもよるし、心の傷が癒えるまでの時間も違う。私だって、アプリを削除した日以降は本を読んだ。

自分一人では、目下悲しみに暮れている友人に本を紹介できないと思った。だから、書評講座の仲間、Bookpotters に意見を訊いてみた。みんなそれぞれ、お勧めの理由とともに本を紹介してくれた。なるほど、と思った。そして何かのときに、私はお勧めされた本を振り返りたくなるだろうと思った。私も、そう遠くはない将来に、大きな喪失を味わうだろうから。もしかしたら、誰かの役に立つかもしれない。お勧めの理由は公開できないけれど、タイトルだけ、ここに書き残しておこう。私自身がつらめのときに、よく開く本も入れてみた。

あとで時々、書き足していくかも。「この本もよかったよ」「自分はこの本で救われたよ」とお勧めがあったら、コメントやDM等で教えてください。

そういえば、日本は昨日がお盆だったね。

和書

『ぼくの死体をよろしくたのむ』川上弘美著、新潮社

かなたの子』角田光代著、文藝春秋

『今年の春』(父編) 『今年の初夏』(母編) 『今年の秋』(弟編)、正宗白鳥著(←これって、何に収録されているのだろう?)

じゃむパンの日』赤染晶子著、palmbooks

海外文学

観光』ラッタウット ラープチャルーンサップ著、古屋美登里訳、早川書房

いずれすべては海の中に』サラ・ピンスカー著、市田泉訳、竹書房

さりながら』フィリップ・フォレスト著、澤田直訳、白水社

回復する人間』ハン・ガン著、斎藤真理子訳、白水社

海外文学(絵本)

ドクロ』ジョン・クラッセン著、柴田元幸訳、スイッチ・パプリッシング