三池崇史の『初恋』、面白かった(笑ったし)。だけどタランティーノっぽいし、私の好きな『Baby Driver』にも似てた。
『初恋』の前に、市川崑の『細雪』がやっていたのでそれも見た。実は『細雪』は四人姉妹という設定がすごく好きで、何度も見ている。うちは三姉妹だけど、姉妹の気の使い方やコミュニケーションがそっくりすぎて(義理の兄や弟への依存度まで似ている)、共感どころか感動してしまうから。ウチは貧乏なので、船場のいとさんたちと比べるのはおこがましいけど、服を着せ合っているシーンや、三人揃って親に家族に関する意見を述べるときのシーンとか、そっくりすぎる。久々に見た『細雪』は、相変わらずあのシンセサイザーの音楽がうるさかった(私は嫌いなのだよ、あの音楽が。全然谷崎潤一郎的でないから)。今の日本から見ると、『細雪』の世界なんてまるで『ダウントン・アビー』なので、これからああいう映画を作るなら、『ダウントン・アビー』風にしてほしい。
Month: October 2019
Judy
ジュディ・ガーランドのお話。キツイ内容だとは聞いていたものの、いたたまれなかった。レネー・ゼルウィガーの私生活と重なるところがあるからかも。でも、ぴったんこの役が回ってきて、苦労した甲斐があったね、とも思ったりする。
映画の後、レストランに食事に行き、若いウェイトレスに「何の映画見たの?」と聞かれ、「ジュディ」と答えた。きょとんとしていたので「ジュディ・ガーランド」と畳みかけてみたが、彼女は知らなかった。頭をフル回転させ、彼女の世代でもわかりそうな子役スターで今も現役スターを探してみた。
「ジャスティン・ビーバーぐらいな感じのスーパースターだった人」
と説明したら、ふうん、と薄めの反応で、「悲しい映画はいや。泣いちゃうから」と言って去って行った。たとえが悪かったのだろうか……
私は実は最後にたまらなくなってボロボロと泣いてしまった。
Downton Abbey (movie)
やっとやっと、ダウントン・アビーの映画版を見た!! 一緒に行ってくれるファンを見つけるのが難しかったけど、2回見てもいい、と言ってくれる人がいて助かった。あのドラマを見ていない人にはこの映画はわからないかも(ドラマを見ていることを前提に作られているので)。
それより、ダウントン・アビーファンは圧倒的に女性(基本、中年以上)で、後はゲイ。何より、有色人種が私しかいなかった(週日だったから?それとも場所のせい?)タキシードにシルクハットの殿方もいて、私もドレス来て見に行けばよかったと後悔。
ワンシーズンかけてやるドラマを2時間に凝縮しているので、必死で見てないと逃してしまう。泣けるし、笑えるし、考えさせられるし、衣装がきれいだしで、大満足。大きなスクリーンでもう一回よく見たい。
カナダは10月21日が総選挙なので、映画の予告編の合間に「投票しましょう」の広告が何度も出てきた。
