ザ・クラウンウォッチャーとしては、シーズン3は新キャストでも面白いかどうかが気になるところでした。キャストはとってもいいのですが、時代が…… イギリスが斜陽の時代だったのと、女王も妹のマーガレット王女も中年になっていて、ジューシーな出来事というより泥沼な出来事が多く、個人的にはぱっとしませんでした(シーズン1と2に比べての話ね)。マーガレット王女の酒池肉林ぶりがよかったです。ちらっと昭和天皇と皇后が出てきましたが「おいおい!」な感じでした。でもシーズン4に向けた伏線がいっぱい散りばめられているので、次が待ち遠しいです。
過去を振り返っている間にも、現在進行系でイギリス王室のジューシーなニュースが流れ、『ザ・クラウン』がどこまで続くのかが楽しみで仕方ありません。ストーリーが現代に追いつく前に、ネットフリックスがストリーミング業界で淘汰されるようなことがあっても、この番組だけは、アマゾンなり、アップルなり、ディズニーなり資金のあるところが、あの超豪華なセットとキャストで引き継いで、ヘンリー王子とメーガン妃までたどり着いてほしいです。なんなら、メーガン本人がメーガンを演じるっていうのもアリですね。