最近見た映画&ドラマの忘備録

昔はブログを書くことが趣味だった。ブログを通じていろいろな人に出会えた。あの頃は牧歌的だったのだろうか?最近は、ポッドキャストがかつてのブログのような楽しさを与えてくれている。

さて、最近見た映画。といっても、もう何を見たか忘れているので、思い出した分だけ書き留めておこう。

『トップガン:マーヴェリック』:家人とともに公開日に。お祭り騒ぎに参加するのは、とても楽しかった。多くの人がこの映画について語ってるので、ここには書かないけど、次はIMAX&DBOXで観ようかな。

『Downton Abbey: A New Era』:2、3時間では収まりきらないお話だから、映画はキツイ。過去のドラマをぐるぐる何回も見てるだけで十分。でもファンとしては、ドラマには出てこないキャラクターも出てくるので、ついつい見てしまう。

『Everything Everywhere All at Once』:とても興味深かった。「お前は一体何をやりたいのか?」という悩みは、別に若者の特権的な悩みではない。やりたいことをやれなかったという気持ちは積年の恨みになってこじれる。グーニーズの子役だったキー・ホイ・クァンの年のとり方がいいなと思った。あんな感じの人、好き。

『月は上りぬ』:田中絹代監督の小津安二郎っぽい映画。田中絹代が映画監督もやっていたとは、知らなかった! 戦後10年後くらいの話で、女性はみな自分で人生を選択するなど許されない。でも、この映画では男性陣が優しそうで責任感もありそうなので、それはそれで幸せそうではある。でもあんな時代には戻るのはごめんだ。男性が専制的だと、『ハンドメイズ・テイル』にしかならないから。

どうでもいい話だが、私は昔冬になると長野県の山にこもってはスキーをしていた。そこに、アルバイトで来た地元の女の子の名前が「田中絹代ちゃん」だった。訊いてみれば、やはりお父さんかおじいちゃんが田中絹代のファンだったらしい。

『Successions』:やっとやっとシーズン3まで全部観た。面白いけど、続けざまに見るのはきつい。家族内でも、思いやりに欠け、自己責任を貫いていくと、あのような骨肉の争いになるのだね。極端すぎて笑える。つい、ルパード・マードック一家とか、ドナルド・トランプ一家を思い浮かべてしまう作りになっている。

ドラマと関係ないけど、私は仕事でイヴァンカの本を読み、彼女についていろいろと調べたことがあるけれど、彼女は一部の人が思うような馬鹿ではない(と思う)。あれだけの富裕な家に生まれ、カリスマ性のある親のもとに育った幸と不幸は、この『Successions』に登場する「娘」と重なっている。最近読んだ本『After Steve』にもイヴァンカがちらっと出てきた。ジョブズ時代のアップル社はワシントンDCに政府交渉担当者をわずかしか置かなかったけれど、今のハイテク企業はどこもものすごい数の政府交渉担当者を抱えている。クック自ら出向くこともあり、彼はイヴァンカ&ジャレドと夕食を共にした。あの夫婦はアップル製品好きで有名だから、お父さんにアップル社について穏便な発言をしてもらう狙いがあったと本に書いてあった。まさに、『Successions』みたいな話だわ。

今は新しく出た『Stranger Things』をせっせと見てる。子どもたちの体がすっかり大人の骨格になってきた。少年たちが一気におっさんくさくなっている。

PODCAST EP7

エピソード7をお届け。

1)EP6用にアンケートを作ったはずが、表に出ていないようです。すみません、リスナーさん!

2)きょうこりん、イタリア食材店で「からすみ(ボッタルガ)」を発見。トロントは移民の多い街なので、世界の食材が手に入ります。収録中に思い出せなかった、ロシアのおいしいお菓子の名前は「ハルヴァ」。姉御が話した南アフリカのペーストは「ボブリル」。イギリスの「マーマイト」に似てるけど、ビーフブイヨンだそうです。きょうこりんは、マーマイト味のTwigletsが好きだ!

3)姉御と一緒に『ダウントンアビー』の新しい映画を観ました。原題は『Downton Abbey: A New Era』。それの感想を話してます。豪華な衣装や設定は大画面で見るのがお勧めです。ネタはばらしてません。

4)最近、映画やドラマに出てくる弁護士、医者、会計士などのプロフェッショナルは有色人種(移民)が多くないですか? ジョニー・デップの弁護士もラティーノだよね。 

Spotify だけでなく、アップルポッドキャスト、グーグルポッドキャストでも聞けます。「きょうこりんと姉御」で検索してみてね。

読書会4 – 秘密の花園&私のこまどり

今回はバーネットの『秘密の花園』+『私のこまどり』が課題書。Kindle Unlimitedで光文社古典新訳文庫の土屋京子さんの新訳を読みました。

少年ディコンたちが話す「ヨークシャー訛り」の翻訳が、地方に暮らす人々への敬意にあふれていると意見が一致。こういうのって、新訳を読むときの醍醐味です。土屋さんは中部地方の出身なので、私は「名古屋弁がベースになっているのでは?」と思いましたが、読者によってどこの方言を思い起こすかは違うみたい。

今、『秘密の花園』のような、植民地主義時代が背景になっている作品を読むと、貴族の「常識」にびっくりさせられます。そういう過去は、なるべく打ち消さずに、「解説」や「あとがき」で現代の批評家が説明すればよいと私は思う派です。光文社の古典新訳は、解説やあとがきがすばらしいと思います。

文庫解説については、斎藤美奈子の『文庫解説ワンダーランド』を読むと、解説者の腕の見せ所がとてもよくわかります。おすすめです。

私はディコンの動物と話せる能力、自然からいろいろなことを読み取れる能力に関心を持ちました。彼が牧童だからなだけではなくて、魔力のようなものを秘めていると思い、ちょっと聖フランシスコを思い出しました(動物の守護神なので、よく絵画などで動物たちを引き連れている)。ツイッターのスペースでこれについて話していたら、リスナーさんに、「むしろムツゴロウさんを思い出す」と言われました。

西洋と東洋では動物に対する考え方が違いますよね。あらゆるものに霊が宿ると考える東洋では、自分も動物と同じになって相手をベロベロなめるムツゴロウがいて、西洋だと動物を守ってあげる聖人がいる、という違いかも?と読書会のメンバーに教えてもらいました。黒柳徹子が「私は動物と話せる」とよく発言していますが、あれも東洋的なアニミズムのあらわれなのかも。

『私のこまどり』はアマゾンでダウンロードできるものを読みました。なぜバーネットが『秘密の花園』を書くことになったのか、創作秘話的な短い読者への手紙です。同人誌『ほんやく日和』Vol.3に入っている訳を読みたかったのですが、郵便事情のせいでまだ手元に届いてません。残念。

総じて、バーネットはイギリス人なのに、イギリス的なお話をアメリカ人に読ませてヒットさせているところが商売上手という結論にいたりました。

6歳の姪っ子にも『秘密の花園』を送って、読んでもらいました。一日で読んだって!すごい集中力。

次は、YAを離れて、台湾の『雨の島』を読みます。

PODCAST EP6

エピソード6をお届け。

1)EP5でイーロン・マスクについて話したので、姉御がスポティファイに「あなたはイーロン・マスクが好きですか?」のアンケートを付け足しましたが、反応が激うす! 今回もアンカーから聞いている人にはアンケート付けてます。

2)姉御は今の北欧情勢に絡め、青池保子の『エロイカより愛をこめて』を語る。主人公がNATOのスパイ。

3)きょうこりん、5月初めに英語圏で刊行された『After Steve』を語る。アップル社のティム・クックvsジョニー・アイブについてのお話。収録の間、「アイブス」って言ってますが、「アイブ」の間違い。「ジョブズ」に引きずられてつい「アイブス」って言ってしまう!

4)おひとり様好きだけど、何だったら、おひとり様でも平気か?

5)小籠包について

についてしゃべってます。 

Spotify だけでなく、アップルポッドキャスト、グーグルポッドキャストでも聞けます。「きょうこりんと姉御」で検索してみてね。

夢記録2

気になる夢を見たから書いておこう。

入江のようだけど入江でもない、河口のようで河口もでもない、円形の砂地が低い山で囲まれたところで、わたしは何人かの友だちと遊んでいた。わたしだけ、柄の長い斧を背中に縛りつけている。斧の歯の部分はかなり小ぶり。

すると、どこからともなく水が満ちてきて、水たまりのようになったかと思うと、膝までの冠水。あっという間に、足もつかないくらいの深さになり、わたしたちは泳いで山か岩にたどり着こうとした。

水の流れも速く、友だちに「斧なんか背負ってたら、溺れるよ!」と注意されたのだが、泳ぎながら斧を縛りつけているひもをほどくという難易度の高いことができない。

「いい! このままで泳ぐから!」

と言って、がむしゃらに泳ぐけれど、全然前に進んでいない。

そこで目が覚めた。

なぜわたしは斧を背負っていたのか…… わたしも一緒にいた友だちも、そのことを疑問視していなかったから。

夢を思い出しながら書いていて、ふと気づいたけど、夢の中のわたしは妙に若かった。10代だったかもしれない。贅肉のかけらもなく、しゅっとした体をしていた。というか、夢の中でわたしはいつも実年齢より若い。なぜなんだろう。