Y交換日記4

先日、さらちゃんに「今ほしいもの」を聞いてみたら、こんな返事が返ってきた。

「あいぷりかーど」って? 検索してみたら、コレクターズカードのようなものらしく、私がさらちゃんのお年頃なら、きっと集めていたにちがいない代物だった。検索画面を離れ、もう一度日記をみたら、アイプリカードの絵まで書いてくれてあった。用意周到な5歳児だ。オバは毎日学習しているよ。

ついついアイプリカードをプレゼントしそうになったが、やめた。私も収集癖があり、集めているものを人からもらって喜んだためしがない。とっさに「それじゃないんだよ」と思ってしまう。猫好きだからと猫グッズをもらっても、「それじゃないんだよ」と思う。さらちゃんには自力でカードを集めてもらうのがいちばん。というか、自力で集めてこその楽しさだよね〜。

私のほしいものは、新しいピックルボールのパドルとか、もっと汗を吸収するタイプのウェアとか、いろいろあるけど、やっぱ「時間」かな。

5歳児には「え? そんなものがほしいの?」と驚かれたかも。

Y交換日記3

先日の日記で、さらちゃんに「あまごはおいしかった?」と尋ねたところ、次のような返事がきた。「キティちゃんを描いて」とリクエストしたことも、ちゃんと覚えてくれていた。ギザギザ線がさらちゃんの努力を物語っている。キティちゃんがクマとハグしてる構図も難易度高いし、「HELLOKITTY」と英語で書いてくれているのもチャンレンジ精神のあらわれだ。完全なオババカです。

さらちゃんとの交換日記は、互いに質問を投げる形式になりつつある。「すきなおやつはなあに?」の横に描かれているピンクの物体は、目が赤く、まつ毛が緑で、耳がふわふわの生き物かなんかだろうか?

……と思ったら違った。さらちゃんは「いちごのキャンディ」が好きであることを伝える暗号だった。返事を書く前に解読できてよかった……

アマゾンで買った色鉛筆がまだ届かないので、本物のクッキーを並べてごまかした。これは先月日本に帰ったときに、名古屋で買った「カフェタナカ」の大人仕様のクッキーなのだ。5歳児の味蕾には響かない味かもしれないが。いつかちびっこたちと一緒に「カフェタナカ」でアフタヌーンティーをしたい。早く、紅茶を味わえる年齢になってね。この間、11歳児とカフェでお茶をしたとき、11歳児はあんこ入りチーズケーキにオレンジジュースを合わせていた。砂糖 on 砂糖のお年頃なのだね。

3人のちびっこに交換日記のオファーを出したけど、一番小さいさらちゃんだけが毎日欠かさずに日記を書いてくれている。他の2人は様子見なのだろうかと思っていたら、送ってきた。というわけで、今後は3人の子どもを相手にスパーリングする。

Y交換日記2

先日の日記で、5歳児に好きな色をたずねたところ、このような返事が届いた。絵日記だ!

お絵描きが大好きなお年頃なんだね。上はマイメロとクロミなのはわかる。真ん中はウサギとネコ? 一番下は夜空にキラキラ星。星が1つ鼻血ブーになってるけど。ハートマークがいっぱいなのは私への心遣い!?!?

自然たっぷりな場所が近いから、さらちゃんはピンク&ヒラヒラ好きでも、あまごを川で釣って食べるというワイルドな生活も送っている。夜空もすっごくきれいに見えるしね。私も子どもの頃は、夏は夕飯のあと、庭にサマーベッドを広げて星を見るのが日課で、星はよく描いていた。

5歳のさらちゃんとは絵日記の交換日記にしようと思って、色鉛筆を注文した。

まだまだ交換日記は続くよ!

Y交換日記1

「冷やし中華はじめました」みたいなノリで、「交換日記はじめました」

Y日記は50回書いたし、夏の間は親戚のちびっこたちと交換日記をすることに。3人に声をかけてみたものの、7歳児には「きょうこちゃんて、しっかりしているの?」と資質を疑われているので、とりあえず2人と交換日記する。疑いが晴れたら、7歳児も参加してくれるかな。

自分で勝手にネットにつながることを禁じられている児童とやりとりするのって、ハードル高い! 親の協力で無事クリアしたけどね。

最近字がかけるようになったさらちゃん(5歳)から、早速こんな日記が届いた!

「カナダに美しい人などいるわけないだろ」と思っているように読めなくもない文面に一瞬どきっとしたものの、「カナダの美人さんって、どんな感じ?」と聞いているのだと解釈。おしゃれに目覚め、きれいなものやかわいいものに関心が向くお年頃。気になるところは、まずそこなんだね。

やっぱり5歳児とコミュニケーションをはかるには、色鉛筆を揃えておいたほうがいいね。買っとこう。

ちなみに、私がさらちゃんに送った写真はこちら。

ピックルボール仲間(写真掲載の許可はもらいました)。「姪っ子が『カナダの美人』を見たがっているから!」とカメラを向けたら、ばっちり決めポーズをしてくれた。このノリのよさが好きだ!

さらちゃんの反応は薄めだった(笑)

Y日記50

これは祖父が結婚した日の写真で、実家の奥の部屋で撮影された。祖父と祖母はラブリーかつポエムな関係であったらしく、互いに俳句を詠み合っていた。

この祖母は早くに亡くなり、私はこの写真ではじめて祖母の顔を知った。私の妹が生まれたとき、この祖母の生き写しだと祖父が言い、妹は祖母の幼名をもらった。というか、祖母は幼い時におトイレに落っこちて、縁起が悪いということで改名していたので、妹はトイレに落ちる前の名前をもらった。

祖父は起業家で、一番最初に興した会社は石鹸会社だった。今、姪っ子が石鹸を作って売っているのは偶然とは思えない。石鹸のあとは塗料製造の会社を興した。そのうち、親族の誰かが塗料製造の仕事を始めたりして。一人、車好きで、ほしい車(ランボルギーニ)を手に入れるためには「IT企業の社長になるしかない」と達観してる小学生が親戚にいるしね。

祖父は田舎から大学へ進学したので、最初の頃は、都会の学生が話している内容がよくわからなかったと言っていた。みんながゲーテを読んでると聞けば、「ゲーテ? ナンデスカ、ソレハ!」と図書館へ駆け込んで読み、アイスクリームがおいしいと聞けば、すぐに買いに走りと、知らないことだらけだった。「自分にはわからないことが世の中にはたくさんある」という驚きの中に身を置くことは大切だよと教えてくれたのは祖父だった。

私はといえば、この祖父のおかげで大学に進学した。語学で身を立てるように言われ、今、そのとおりになっている。私が通った大学は今年創立150年とあり、卒業生からの思い出を募っていたので、自分の進学の経緯を書いた。進学を阻もうとした父を世間に晒したので父には悪いけど、女子教育を阻む男たちに、いつかは娘に助けられる日が来るのだぞと忠告するつもりもあったし、かろうじて女子大ならと進学を許してもらえたことから、「女子大の存在意義」を考えたい気持ちもあったし、家族の中によき理解者がいた幸運に感謝しようと思ったのもある。

写真に話を戻し、仲人さんが誰なのかは聞いていないけど、奥さんの日本髪に時代を感じるなぁ。