2020年謹賀新年

He ain’t a rat!

あけましておめでとうございます。

といっても、私にはクリスマスもお正月もなく、ずっと仕事をしていました。刑務所勤務の人がホリデー出勤すると給料が倍になると言っていたの聞き、「私にもその手があったはず……!」と自分の愚かさに気づいて年を越しました。これが終わったら南国の島に行きたい! 

こんなふうに引きこもり気味で仕事をしているときの体重増加は私の長年の課題ですが、今回も鏡をじっと見て、「こんなことってあるのかな?」というくらいにふっくらしていました。3月に親戚の結婚式に出席するので、そのときに痩せていたい! とダイエットしていたはずなのに…… ずっと前に母親から「私にもこんなに太っていた時期があったんやねぇ」の言葉とともにもらった着物があるのですが、どうやら、その着物を来て出動するときが来たようです。

昨年2019年は、骨盤の骨を折る怪我をしましたが、怪我のおかげで親しくなった人もいるし、何より人にやさしく接してもらえたことや、世の中を障害者目線で見れたこと、人にやさしくなれたことが(既に薄れつつあるけど)収穫でした。ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコ、日本と旅をして、ミュージカルや歌舞伎を堪能したり、友だちとしゃべり倒したりするのも楽しかった。そして、念願の句会を始めたのもうれしい。怪我をしていることを知らない仕事関係の人たちからは、面白い本の翻訳やレジュメ作りの仕事を次から次へともらい、充実した一年でした。でも、その反面、個人的に書いているものが今年も完成しませんでした。

来年2020年は、なんとかこれを完成させたいです。仕事用のウェブサイトを作り変えたいし、日本とアメリカ以外の国にも行きたい。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

追記:チェブラーシカはねずみじゃないけど、ねずみのマトリョーシカを持っていなかった。耳の位置をずらせば、ディスニーのアレに見えなくもない。

Marriage Story

決して楽しい話ではないけれど、夫婦だとかパートナーと暮らし続けることの難しさってのがよーくわかる。関係がうまくいっているときは意識しないけど、関係が崩れるとそこではじめて、自分たちはどんな夫婦だったのかを考える。ラブコメの真逆を行く話。

カナダのコミュニティ誌だったか、新聞だったか忘れたけど、アジア系の既婚男性が「なんで自分のパートナー(女)が夢の仕事をするために、俺が我慢しながら会社勤めをし、収入を稼げていない彼女を支え、家庭を支えなければならんのか!」と投稿をしていたのを読んだことがある。これを、夫婦だったら当然と考えるのか、いやいや、夫婦とはいえ、互いに自立すべきと考えるのかは、永遠の課題。夫婦間で話し合っていくしかない。

ちなみに私は自分が働くことが大前提。パートナーに下駄を履かしてもらうことにも抵抗を感じるほう。

『Little Women』を見るまでは、この映画が私の中の一番だった(映画とか関係ないんだったら、『Fleabag』のシーズン2だけど)。

Little Women

2019版の『若草物語』を見てきました。#MeToo要素がすごく盛り込まれているのかと心配していましたが、配役で回避してありました。うれしい驚きはティモシー・シャラメでした。

一緒に行ったのが白黒映画の仲間たち(しかも高齢)だったので、私はウィノナ・ライダー版の若草物語の話をしたかったのに、キャサリン・ヘップバーン版とかエリザベス・テイラー版の話をされてしまいました。が、歴代の若草物語の映画の中でも、2019版がいいとふたりとも言っていた。

2019版は四人姉妹が全員アメリカ人女優ではないし、途中フランスのシーンもあるしで、「いったいどこの国の話なのだろう、あ、アメリカだった、そうだよ、アメリカに決まってるじゃないか!」と思い直さずにはいられなくなりました。

これを見るまで『Marriage Story』が私の中の一番だったけど、『Little Women』に入れ替わりました(夫婦で争ってるかんじ)。

クリスマス生まれ

Raptor’s Game

私はクリスマス生まれなんですよ。姉も妹もクリスマス近辺に生まれてるから、子どもの頃は「みんなの誕生日+クリスマス」でケーキ1個でごまかされてきました(別にそれが当たり前だったので不満に思っていなかったけど)。なので、何の祝日ともかぶらない普通の日に生まれた人、いや、自分の誕生を祝うためだけに人が集まってくる人の気持がわかりません。

今年の誕生日当日は友だちに連れられて、トロント・ラプターズvsボストン・ケルティックスの試合を見てきました。友だちは私がクリスマス生まれだと知らなかったらしい。私はてっきり知っているから誘われたのだと思っていた。

まずはアリーナ内の食事しながら試合が見られる席で食事して、その後ボックス席に移動し、試合を堪能。自腹では絶対にできません。試合そのものは面白くもなんともない内容だったけど、アリーナ全体がクリスマス仕様になっていて、夢や幸せに満ちあふれていました。

ところで今年はプレゼントにiPAD miniをもらいました。miniが欲しかったのは、老眼にスマホがつらいことと、寝転びながら使うときに、ウトウトして顔に落としてもまあ大丈夫なサイズがほしかったから。iPADを買い換えるのは8年ぶりぐらい。新しいのは軽いね! 顔に落ちてきても痛くないわ!

句会と白蓮れんれん

Becoming a poet

頭の体操したいし、そこそこクリエイティブに遊びたいし、何よりバカ笑いしたい。それに北国では冬の室内遊びを考えないといけない…… ということでしばらく前に句会を決行。一応、形式や伝統は重んじるけど、それ以外はどうせ海外在住の身だし、ということでゆるめに。

もちろん予習も修正もしない。その瞬間に爆発する創造性が決め手になるようなしくみでやっているので、その場でひねりだすことがすべて。場所もパブ。お酒が回ってくるとピン句(大人の俳句)も詠んでしまうし、「うーん」と産みの苦しみを味わっている最中に、80年代の懐メロがおかまいなしに邪魔をする。普段は使わない部分の脳みそをフル回転させているので、せっかくだから記録して、インスタに句を挙げている(別アカウントで)。

海外でも夏井いつきの本が大活躍。

上達したら、もっと複雑な思いを短歌にしたためたい、と思っていたけど、林真理子の『白蓮れんれん』を読んでいたら、白蓮の恨みがましい恋愛の和歌がいっぱい出てきて、私には無理だと思った。私はどっちかというと失恋からの復活を祝福する歌のほうが得意だと思う。

ちなみに『白蓮れんれん』は、途中から白蓮が林真理子化していた。白蓮の口を借りて、林真理子が言いたい放題言っている。まあそれが面白くもあるけど。