句会と白蓮れんれん

Becoming a poet

頭の体操したいし、そこそこクリエイティブに遊びたいし、何よりバカ笑いしたい。それに北国では冬の室内遊びを考えないといけない…… ということでしばらく前に句会を決行。一応、形式や伝統は重んじるけど、それ以外はどうせ海外在住の身だし、ということでゆるめに。

もちろん予習も修正もしない。その瞬間に爆発する創造性が決め手になるようなしくみでやっているので、その場でひねりだすことがすべて。場所もパブ。お酒が回ってくるとピン句(大人の俳句)も詠んでしまうし、「うーん」と産みの苦しみを味わっている最中に、80年代の懐メロがおかまいなしに邪魔をする。普段は使わない部分の脳みそをフル回転させているので、せっかくだから記録して、インスタに句を挙げている(別アカウントで)。

海外でも夏井いつきの本が大活躍。

上達したら、もっと複雑な思いを短歌にしたためたい、と思っていたけど、林真理子の『白蓮れんれん』を読んでいたら、白蓮の恨みがましい恋愛の和歌がいっぱい出てきて、私には無理だと思った。私はどっちかというと失恋からの復活を祝福する歌のほうが得意だと思う。

ちなみに『白蓮れんれん』は、途中から白蓮が林真理子化していた。白蓮の口を借りて、林真理子が言いたい放題言っている。まあそれが面白くもあるけど。

Frozen 2

火曜日は映画が安いので、IMAXか3Dか悩んだ末、IMAX。遅い上映時間だったので、大人しかいなかったけど、あのストーリーは小さい子はどれくらい理解できるのかな。

うちの姪っ子は、真っ黒い髪を三編みにして、エルサのコスプレをして喜んでいる年齢だけど、どこまで話が理解できたのか訊いてみたい。

それより、IMAXに来ていた大人たち(高校生か大学入ったばかりの年齢)がうるさかった。女の子たちは明らかに「アナ雪」もしくはディズニーファンであることがわかる反応を示していたけど、男の子たちは違った。私の予想では、彼らは夜遊びがしたいけど親がうるさいので、「アナ雪見に行ってくる」と言い訳して映画館に来ているのだ。おつまみとビールを持ち込んで、映画などほとんど見ていない。スマホもずっといじっているし、おしゃべりもする。そういうお年頃なのだから仕方がない。問題は、夜なので館内はガラガラ……なのに、私のすぐ横の席に、指定どおりに座ってくる。なので、私はそこそこ聞こえる感じのため息をつき、場所を移動した。

若い男の子たち、夜遊びしたいなら、羽目をはずせ! ルールを無視しろ! ガラガラのときはチケットの指定どおりに座らなくていいんだよ! 他のルールは無視してるくせに、そこだけ守るな! 

で、私はあの氷?水?の馬に感動してしまった。そして、ノルウェーで見たフィヨルドを思い出して、超感動してしまった。

これを書いていたら、ヤフーニュースで「アナ雪ステマ疑惑」なるニュースが飛び込んできた。仕事でマーケティングについて調べ物をすることも多いので、「ステマ」と騒ぎ立てることが無意味に思う。ステマでもいいじゃないか。それで「アナ雪」を見て幸せになればいいじゃないか。ステマで稼ぐ人を羨んでいるだけじゃないのか? そういう営業の才能のある人をすばらしいと思う、でも私はそんなことしない、って思えばいいじゃないか。

私は日頃ミニチュアの楽しさをリアルの世界でも仮想の世界でも吹聴してまわっている。クリスタル・メモリーシリーズについてはスワロフスキーにインタビューしたいぐらいに強い関心を今も持ち続けている。ところが、未だにスワロフスキーからコラボのお誘いがないどころか、私のフェイスブックやインスタには、まったく興味が持てない最近のスワロフスキーのジュエリー広告でいっぱいで、迷惑だ(かわいいと思うものも実はある。でも買わない)。

Yesterday

Yesterday

劇場公開中に見たかったけど時間がなかった。最近、白黒映画の仲間が劇場で連続3回見たうえ(連続だよ!連続!)、「今年のマイベストだ」と絶賛していたので、自宅で2回見た。エド・シーランが出てるせいもあって、あらすじはいろんなところから漏れ聞こえていたが、浦島太郎っぽい話だなと思った。ま、映画ではやや後ろめたいことをして、シャングリラに行ってしまったわけだけど。私の好きな女優リリィ・ジェームズが出てるし、すごく好きな感じのストーリーだった。私のマイベストかどうかはわからない。最近、映画じゃないけど、「Fleabag」に打ちのめされたので、あのシーズン2がマイベストかも。

映画と関係ないけど、今、仕事用のウェブサイトを作り直したい。根本を変えたい。だからテンプレートも変えるかも。エージェントに「海外の書籍紹介するようなサイトを作ろうと思います」と風呂敷を広げてみたけど、翻訳に追われていると、そんなにアンテナを張れるほど本は読めない。ぶっちゃけ、何が流行っているかとか流行りそうとか、そんなことはグーグルトレンドに訊けば済むし、実際に業界の人々に本を紹介するときはお金がもらえるし。

日本の漫画やアニメを訳してる英語が母国語の人々(しかも私などよりずっと若い人々)のブログがすごく面白い。長文でも読んでしまう。あんなにいっぱい仕事してて、あんなにブログも書くなんて、家からあんまり外に出てないからなんだろうけど、尊敬する。私みたいに、翻訳したり本読んだりするのに疲れたら、編み物したり、マッチ箱とか作ったりしてないんだと思う。

今は時間がないけど、 仕事用ウェブサイトは来年早々にも変えてみたい。

ラストダンスは私に

Save the Last Dance for Me

と言っても越路吹雪ではなく、マネージャーの岩谷時子が主人公。

うちのおじいちゃんが「越路吹雪はホントにいいねぇ」とよく言っていたので、その名が幼少の私の心に刻まれた。

学生時代、友だちに「郷ひろみの『小さな体験』って歌に、『初めて二人が出会った喫茶店にカナリアがいたね』って歌詞があったよね。あのカナリアは絶対黄色だよね。あの歌を聴くと、カナリアしかもう浮かばないよね。すごくない?」と言われ、その作詞をした岩谷時子の名前が、文学少女の私のハートに刻まれた。

そしてそして、中年になって歌舞伎の面白さを知り、まだ生では見たことがない玉三郎を見たい見たいと念じていたら、なーんと、この本には青年期の素顔の玉三郎がいっぱい出てきた!!!

ちなみに西城秀樹も1、2行出てきた。『デュエット』で鳳蘭と共演してるからだけど。

大学進学するとき、私は「レンガ造りのすてきな校舎が並んでる大学」を基準に学校を選んでいた。もちろん神戸女学院も候補に入っていた(←岩谷時子の母校)。でもそこではなく、別のキャンパスが美しい大学を受験した。受験前夜に武庫川沿いのホテルに宿泊し、「嗚呼、もし私がこの学校に受かったら、きっと宝塚をいっぱい見るにちがいない」(←岩谷時子は大の宝塚ファンだった)と川を見つめながら胸を膨らませていた。あの頃の私は人生をなめていた。

この私の意識の流れがこの一冊に詰まっていると言ってもいい。

Last Christmas

Wham!の音楽にもっとトリビュートしてるのかと思ったら、なんか噛み合ってなかった。「Last Christmas」のあのビデオのストーリーをなぞるのかと思いきや…… びっくり仰天して、椅子からずっこけ落ちるかと思った。

最後のシーンにアンドリューが出ていたのだけど、見終わってから友達に言われるまで気づかなかった。

平日の夜だったせいか、何かの知的障害者のグループが介護人たちと一緒にこの映画を見に来ていた。介護人たちは後ろの方に座っていて、障害者は前のほうにいた(映画の間はお互いに離れていたいのかも)。

私達は障害者の割とすぐ後ろに座っていた。映画の中でも割としんみりしたシーンで、彼らが一斉にブツブツつぶやいたり、(つぶやいたせいで?)咳き込んだりしたので驚いた。あのシーンの何かに反応していたのだろうか。確かに、あのシーンあたりから話が思わぬ方向に進んでいった。つぶやきの内容までは聞こえなかった。

ロンドンのいろんな景色が懐かしかった。行ったことのある場所がいっぱい出てきた。あまりにも破天荒な内容だったので、気休めにこれはっとく。