Yesterday

Yesterday

劇場公開中に見たかったけど時間がなかった。最近、白黒映画の仲間が劇場で連続3回見たうえ(連続だよ!連続!)、「今年のマイベストだ」と絶賛していたので、自宅で2回見た。エド・シーランが出てるせいもあって、あらすじはいろんなところから漏れ聞こえていたが、浦島太郎っぽい話だなと思った。ま、映画ではやや後ろめたいことをして、シャングリラに行ってしまったわけだけど。私の好きな女優リリィ・ジェームズが出てるし、すごく好きな感じのストーリーだった。私のマイベストかどうかはわからない。最近、映画じゃないけど、「Fleabag」に打ちのめされたので、あのシーズン2がマイベストかも。

映画と関係ないけど、今、仕事用のウェブサイトを作り直したい。根本を変えたい。だからテンプレートも変えるかも。エージェントに「海外の書籍紹介するようなサイトを作ろうと思います」と風呂敷を広げてみたけど、翻訳に追われていると、そんなにアンテナを張れるほど本は読めない。ぶっちゃけ、何が流行っているかとか流行りそうとか、そんなことはグーグルトレンドに訊けば済むし、実際に業界の人々に本を紹介するときはお金がもらえるし。

日本の漫画やアニメを訳してる英語が母国語の人々(しかも私などよりずっと若い人々)のブログがすごく面白い。長文でも読んでしまう。あんなにいっぱい仕事してて、あんなにブログも書くなんて、家からあんまり外に出てないからなんだろうけど、尊敬する。私みたいに、翻訳したり本読んだりするのに疲れたら、編み物したり、マッチ箱とか作ったりしてないんだと思う。

今は時間がないけど、 仕事用ウェブサイトは来年早々にも変えてみたい。

Last Christmas

Wham!の音楽にもっとトリビュートしてるのかと思ったら、なんか噛み合ってなかった。「Last Christmas」のあのビデオのストーリーをなぞるのかと思いきや…… びっくり仰天して、椅子からずっこけ落ちるかと思った。

最後のシーンにアンドリューが出ていたのだけど、見終わってから友達に言われるまで気づかなかった。

平日の夜だったせいか、何かの知的障害者のグループが介護人たちと一緒にこの映画を見に来ていた。介護人たちは後ろの方に座っていて、障害者は前のほうにいた(映画の間はお互いに離れていたいのかも)。

私達は障害者の割とすぐ後ろに座っていた。映画の中でも割としんみりしたシーンで、彼らが一斉にブツブツつぶやいたり、(つぶやいたせいで?)咳き込んだりしたので驚いた。あのシーンの何かに反応していたのだろうか。確かに、あのシーンあたりから話が思わぬ方向に進んでいった。つぶやきの内容までは聞こえなかった。

ロンドンのいろんな景色が懐かしかった。行ったことのある場所がいっぱい出てきた。あまりにも破天荒な内容だったので、気休めにこれはっとく。

JOKER

joker

やっと見た。帰結点はなんとなくわかっていても、想像していた以上にダークだった。妄想と現実が入り乱れているのも怖かったし、救いがないところも怖かったし、ホアキン・フェニックスの肋骨も怖かった。実際、過去にジョーカーを真似して、とんでもない罪を犯した人もアメリカにはいるので、(私はカナダにいるのだけど)それも怖かった。映画には見入ってしまったけど。

溜め込んだポイント使ってVIP席で映画を見ようと思ったら、VIPチケットを買うにはポイントが足りないと言われ、「じゃあワイン代にポイント使う」と言ったら、アルコールにはポイントは使えないと言われ、今日中にポイントを使わないとポイントが失効してしまうのに!!とジョーカーになりそうになった。

私は、ものを集めるのは好きだけど、実はポイントをあまり集めない。自分が振り回されそうで、勝手に還元してくれないポイントは特に集めたくない(だけど映画館のポイントはすぐにたまってしまうので結果的にためている)。

First Love & The Makioka Sisters

三池崇史の『初恋』、面白かった(笑ったし)。だけどタランティーノっぽいし、私の好きな『Baby Driver』にも似てた。

『初恋』の前に、市川崑の『細雪』がやっていたのでそれも見た。実は『細雪』は四人姉妹という設定がすごく好きで、何度も見ている。うちは三姉妹だけど、姉妹の気の使い方やコミュニケーションがそっくりすぎて(義理の兄や弟への依存度まで似ている)、共感どころか感動してしまうから。ウチは貧乏なので、船場のいとさんたちと比べるのはおこがましいけど、服を着せ合っているシーンや、三人揃って親に家族に関する意見を述べるときのシーンとか、そっくりすぎる。久々に見た『細雪』は、相変わらずあのシンセサイザーの音楽がうるさかった(私は嫌いなのだよ、あの音楽が。全然谷崎潤一郎的でないから)。今の日本から見ると、『細雪』の世界なんてまるで『ダウントン・アビー』なので、これからああいう映画を作るなら、『ダウントン・アビー』風にしてほしい。

Judy

ジュディ・ガーランドのお話。キツイ内容だとは聞いていたものの、いたたまれなかった。レネー・ゼルウィガーの私生活と重なるところがあるからかも。でも、ぴったんこの役が回ってきて、苦労した甲斐があったね、とも思ったりする。

映画の後、レストランに食事に行き、若いウェイトレスに「何の映画見たの?」と聞かれ、「ジュディ」と答えた。きょとんとしていたので「ジュディ・ガーランド」と畳みかけてみたが、彼女は知らなかった。頭をフル回転させ、彼女の世代でもわかりそうな子役スターで今も現役スターを探してみた。

「ジャスティン・ビーバーぐらいな感じのスーパースターだった人」

と説明したら、ふうん、と薄めの反応で、「悲しい映画はいや。泣いちゃうから」と言って去って行った。たとえが悪かったのだろうか……

私は実は最後にたまらなくなってボロボロと泣いてしまった。