決して楽しい話ではないけれど、夫婦だとかパートナーと暮らし続けることの難しさってのがよーくわかる。関係がうまくいっているときは意識しないけど、関係が崩れるとそこではじめて、自分たちはどんな夫婦だったのかを考える。ラブコメの真逆を行く話。
カナダのコミュニティ誌だったか、新聞だったか忘れたけど、アジア系の既婚男性が「なんで自分のパートナー(女)が夢の仕事をするために、俺が我慢しながら会社勤めをし、収入を稼げていない彼女を支え、家庭を支えなければならんのか!」と投稿をしていたのを読んだことがある。これを、夫婦だったら当然と考えるのか、いやいや、夫婦とはいえ、互いに自立すべきと考えるのかは、永遠の課題。夫婦間で話し合っていくしかない。
ちなみに私は自分が働くことが大前提。パートナーに下駄を履かしてもらうことにも抵抗を感じるほう。
『Little Women』を見るまでは、この映画が私の中の一番だった(映画とか関係ないんだったら、『Fleabag』のシーズン2だけど)。