さよなら2022年

あらら、もう年末。今年も盛りだくさんだったと思う。

久しぶりに外国へ休暇に出たし、日本へも一時帰国できた。遅い夏休みだったロンドンとスイスの旅は、あろうことか、エリザベス女王の国葬と重なり、とても貴重な体験ができた。あの場の空気を吸えてラッキー!みたいな程度ではあるが。バッキンガム宮殿周辺を埋め尽くす花束の山、宿泊のホテルの前を通っていたあの棺…… 何年か経って、「あのときどこで何をした?」と人と話すときのために、忘れないでおこう。

にぎやかなロンドンを離れ、スイスに着いたとき、「静けさが心地よい」と思ったのは、やっぱり年齢のせいかもしれない。18年前と何ら変わらないような景色……と思ったが、実は微妙に変わっている。レマン湖の壮大な景色を前に、私はジュネーブのパテック・フィリップ時計美術館で小さな時計をしげしげと見ていた。ミニチュア好きにはお勧めしたい。昔々は限られた人々しか時間を知ることができなかった。だから時計は豪華で美しかった。人が時計を携帯するようになり、でもまだ腕に付けていないときの時計は、小さくて、フルーツや虫の形をしていたり、ピルケースやお化粧のコンパクトの形をしていたり、心がときめく可愛さと美しさがあった。時計が一気に可愛くなくなったのは腕に付けるようになってから。そしてその頃から、人間は時間に追われるようになった……。

スイスでは仕事で家人が滞在していたローザンヌを拠点に、あちこちを回った。乗り継ぎでもたついたことがあって、全力疾走したつもりが、家人いわく「全然走ってなかった」らしい。それもそのはず、骨盤骨折以来、はじめての疾走だったのだ。

日本帰国時には、限られた時間内で友人や家族との時間もとれたし、おしゃれウィッグも手に入れたし、神戸三宮で久しぶりにゆったり時間を過ごせたのもよかった。三宮も家人が仕事で滞在していたのだが、街がコンパクトで結構気に入ったとのこと。

来年はもう少しいろんなところへ足を伸ばしたい。そういえば、2022年の初めにニューヨークにいくはずが行けなかったことを思い出した。残念過ぎた。リベンジしたい。

新しいことをはじめたという意味では、やはりポッドキャストに勝るものはない。編集など、それなりに面倒なこともあるが、編集が楽になるように話す意識をするところまではきた。収録はいつも楽しいし、ポッドキャストを通じて親しくなった人もいるし、遠くに住む友だちや家族を身近に感じられるのもよかった。

2022年も翻訳の仕事は忙しかった。ありがたい。4冊翻訳したのかな?年をまたぐプロジェクトもあるからよくわからない。もっとスピードあげて、もっと翻訳したい。企画する時間がもっとほしい。半導体の業界史のような本を見つけて、企画書書いて、私にしては超特急で動いたのに版権取られてた。英語版出てからオーディオでさらさら聞いたけど、結構いい内容。まだ翻訳者決まってないなら、翻訳したいので声をかけてください。どこの出版社が版権をとったのかまではわからないので。タイトルは『Chip War』

ファッション関係の本を2冊訳して、参考資料もいっぱい読んで、俄然ファッションに興味が出てきたので、ファッション史の講座を半年とることに。実はファッション史の中で、興味のある時代がある。ちょっとその辺、がんばりたい。

来年は1冊、今までとは違う形の仕事が入ってる。多くは語れないけど楽しみ。

文芸翻訳の勉強を続けているけど、なぜかこれがノンフィクションの翻訳にすごく役立っている。ここで説明するのは面倒くさいからやめとくけど。この文芸翻訳の勉強会から派生した読書会も、もう1年も続いてる。こちらも「深読み」の訓練になっている。

あとは書評講座!かれこれ3回開催したけど、最高やね、これは。学びの量が半端ない。他の人たちからいいアイデアを提案してもらって、「アフター書評講座」のスペースもやれたし。4回目もやる!

日本の人口が激減しているせいもあるけど、日本では本の売上が年々下がっている。カナダでも減っているのではないかと思うけど、カナダの書籍の売上の41%はヤングアダルト。つまり、若い世代が結構読んでる。本屋の売り場を見てもそうだろうなと思う。大人の本が少なく、SNS頼みの陳列(それはよいと思うけど)。ニューヨークタイムズで、デジタルにうんざりしてて、本を読むなら紙、文具も好き、スマホから離れないと頭を動かす時間が減ると考えるデジタルネイティブ世代の子たちについての記事を読んだ。うちの姪っ子も読書好きで、友だちと一緒に本読んでるって言ってたし。

来年はもうちょっとブログ書こうかな。前みたいに、日常的なことを。

長くなったけど、2022年はこんな感じだった。2023年もよろしく!!

PODCAST S2 EP6

シーズン 2 のエピソード6をお届け。ゲスト回です!

1)前回に引き続き、第一線でご活躍中の同時通訳者、長井鞠子さんをお迎えして、ざっくばらんにおしゃべり。今回は長井さんの趣味「和歌」について。冷泉家で和歌を習っている長井さん、とても楽しそう! 最近、私の周辺でも和歌や短歌を趣味にしている人がとても多いです。

2)平安の心を読む和歌から、私たちはもちろん下世話な話におよびます。来年、新しく何かを習いたいなと思っている方、是非聞いてください。

Spotify だけでなく、アップルポッドキャスト、グーグルポッドキャスト、アマゾンミュージックでも聞けます。「きょうこりんと姉御」で検索してみてね。

PODCAST S2 EP5

シーズン 2 のエピソード5をお届け。ゲスト回です!

1)今回は、第一線でご活躍中の同時通訳者、長井鞠子さんをお迎えして、ざっくばらんにおしゃべりしました。長井さんと言えば、オリンピック。オリンピックにはじまって、通訳者のおしゃれ、ロシア語通訳者の故米原万里さんについてなどなど、いろんなことをまったりと話しました。すっごく面白いので是非聞いてください。

そもそも長井さんを招いたのは、姉御が「加齢について話したい」と言っていたからでした。2人で長井さんのパワフルな話しぶり(頭の回転が速い!)を聞いて、われら熟女も頑張ろうと思った次第でした。

2)日経新聞さん!『通訳奮戦記』の書籍化お願いします! 無理なら、今の通訳者・翻訳者さんたちの奮戦記もいいなぁ。

Spotify だけでなく、アップルポッドキャスト、グーグルポッドキャストでも聞けます。「きょうこりんと姉御」で検索してみてね。

PODCAST S2 EP4

シーズン 2 のエピソード4をお届け。

1)きょうこりんは日本へ弾丸帰国を決行。2年8カ月ぶりです。コロナが蔓延しはじめ、カナダも国境を閉ざそうとしているときに、日本で部分かつらをオーダーメイド。今回はそのかつらを取りに行きったので、姉御に話を聞いてもらいました。

偶然だけど、今、髪結いについての本を訳しているので、頭の中は「頭髪」のことでいっぱい!

ちなみに、神戸の三宮にいたのは、短期ですが(むしろ長期出張?)家人が神戸で仕事をしているからです。

そろそろゲストをお迎えしたいと計画中です。「私も出たい!」なんて方がいらっしゃったら、連絡ください。

Spotify だけでなく、アップルポッドキャスト、グーグルポッドキャストでも聞けます。「きょうこりんと姉御」で検索してみてね。

PODCAST S2 EP3

シーズン 2 のエピソード3をお届け。

1)姉御が今年のArt Torontoについて話してます。来年は私も行ってみたいな!

2)きょうこりんが十数年前にジョージ・ルーカスのお屋敷を訪ねた話をしてます。突然彼のような有名人に遭遇したとき、あなたならどうしますか!?

3)きょうこりんがパンデミック以前にツイッター本社詣をしていた話をしています。警備が厳しいんだよ!

4)姉御おすすめのドイツのドラマ『 The Empress/Die Kaiserin』(ネットフリックス)を私も見ました。私たち、なんだかんだで、お姫様好きなんですかね? またマリー・アントワネットやダイアナ妃について盛り上がってしまいました。姉御もダイアナ妃の影響を受けてます(笑)

今回の収録で触れた作品:

  • 『 The Empress/Die Kaiserin』(ネットフリックス)
  • 『ベルサイユのばら』

そろそろゲストをお迎えしたいと計画中です。「私も出たい!」なんて方がいらっしゃったら、連絡ください。

Spotify だけでなく、アップルポッドキャスト、グーグルポッドキャストでも聞けます。「きょうこりんと姉御」で検索してみてね。