Fair-skinned

英語で白人を指す単語は「White」ですが、肌の色を「色白ですね」と言いたい場合には、「fair-skinned」がぴったりです。

私は、巣ごもり生活中、ネットフリックスからお勧めされるまま、アメリカの犯罪史を飾る国内テロや犯罪の映画やドラマ、ドキュメンタリーを見ていました。テッド・バンティ、ブランチ・デヴィディアン、アトランタオリンピック爆弾テロ、オクラホマ爆弾テロ、ユナボマー、ジェフリー・エプスタインと、犯人はすべて白人男性。そして、みんななかなか逮捕されない。Black Lives Matter を鑑みると、こういう事件の犯人は怪しいというだけで警官に殺されることがないうえ、犯罪の規模も大きいので、複雑な気持ちになります。しかもジェフリー・エプスタインのドキュメンタリーは、経済格差が司法にもおよぶことを決定的に見せつけます。というか、アメリカの超富裕層の金持ちぶりを映像でまざまざと見せつけられます。

Black Lives Matter のデモが全米で広がり、今や周縁が過敏になりすぎて、いろいろな人がいろんなことを言いだしています。『風と共に去りぬ』がストリーミングで配信されなくなったり、90年代の代表ドラマ『フレンズ』のクリエイターが「白人ばっかりのキャストだったよね、ごめん」と謝罪したあたりから、#MeTooで食傷気味なっていた頃を思い出すような状態に私は陥っています。あの頃は、オール白人、オール黒人、オールアジア人のキャストが当たり前の時代だったのですから、もういいじゃないですか。そんなこと言ったら、『セックスアンドシティ』なんて…….

そうは言っても、大規模な抗議運動っていうのは同じスローガンを掲げていても多様な意見を内包するものだし、いつもこんなふうに闘いながら現実的な解を求めようとするアメリカは好きです。

The Last Dance

私がシカゴにお熱なのをネットフリックスは察知したに違いない(シカゴが舞台の映画を何回も見ているから)。『The Last Dance』をお勧めされた。別にNBAのファンでなくても、マイケル・ジョーダンのことは知っている。これは、シカゴ・ブルズの黄金期のドキュメンタリーなので、スコッティ・ピッペンやデニス・ロッドマンなんかももちろん出てくる。面白い。80年代90年代の話なので、なつかしい(サントラも)。同じ「スポ根」の話でも、日本のプロスポーツだと涙を誘う話になりがちだけど、アメリカのプロスポーツは「金」。団体競技だろうと選手のほうも「俺に勝負させろ!」と個人のプロ魂がすごくて、コーチとのぶつかり方がすごい。

私はシカゴに行くたびに、「マイケル・ジョーダンのステーキハウスに行こうかなぁ」と悩んでいる。シカゴの目抜き通りにあるので一回行っておこうかと思ってしまうのだ。麻生十番の「MJ23」というバーには行ったことがある。一回しか行ったことないけど、多分いつ行っても、マイケル・ジョーダンのベストマッチが見られるはず。

Waco (Netflix)

遂に『WACO』(ウェーコ)を見てしまった。ストリーミング三昧の生活で、いちいち感想を書いている暇もないほど見ているけど、これは衝撃を受けた。個人的には『Tiger King』よりもインパクトが強かった。

あのブランチ・ダビディアンの教団本部の建物に戦車が突っ込んでいくシーンは、私の目焼き付いている。なぜかというと、当時働いていた会社の倉庫がウェーコにあって、私の仕事はその倉庫に「商品番号XXXをYY個、ロサンゼルス港経由で出荷してください」と英語で書いて、FAXを送ることだったのだ。おそらく、当時の日本で私ほど毎日「WACO」と紙に書いていた人はいないのではないか。なのに、あの事件のせいでウェーコが一気に有名になってしまった。よくわからないが、「私はウェーコをよく知っている」と思いながら、テレビで興奮気味にニュースを見ていたのだ。

これはネットフリックスのオリジナルではないんだね、知らなかった。てっきり、ネットフリックスが作ったから豪華なんだと思ってた。テイラー・キッシュもすごいけど、ローリー・カルキンが心の安らぎどころになってくれてよかった。

自己隔離生活(Breaking Bad)

El Camino

今更だけど、「ブレイキング・バッド」を全部見終わった。何年か前、シーズン2までは見ていたものの、見ているだけで力と魂が吸い取られるような内容なので、休憩しているうちに他のドラマに心を奪われていた。そして去年、「ブレイキング・バッドのその後」という設定の映画「エルカミーノ」がリリースされたので、それを見た。面白かったけど、やっぱりドラマを全部見てないから100%楽しむ、というわけにはいかなかった。もうこれは隔離生活中にドラマを全エピソード見るしかない!

で、魂を吸い取られつつ全部見た。ものすごく面白かった。どのキャラクターもよかったけど、スカイラーの非論理的(そう)な暴走ぶりが好きだった。

12年も前のドラマだからしょうがないけど、携帯電話がスマホでないことにいちいち気が取られてしまった。登場人物たちは、のっぴきならぬ電話を掛けたあと、二つ折りのガラケーをバキッと折って、跡がつかないようにする。あと、車の車種も気になった。PTクルーザーのような形をした車に時代を感じた。この12年間で劇的に私たちの暮らしが変わったってことだな。

あー、アリゾナに行きたい。 1994年にカリフォルニアからフロリダまで車で横断して以来、サウスウェストは大好きな場所になり、その後も何度も車で旅をした。でも最近行っていない。

それより、オンタリオ州とカナダ連邦政府の両方が、カナダにおけるコロナ終息までの今後の感染者数と死亡者数の予測を発表し、「夏にピークを迎え、秋には終息するだろう」などと恐ろしいことを言っていた。この北国では、春、夏、秋が駆け足で過ぎていき、長い冬が来る。今年は冬が明けても外出しづらいだけでなく、秋までなるべく家の中にいたほうがいいということなのだろうか? コロナも怖いが、コロナニュースでいきり立つ人々が苦手だ。